誰もが1度は遊んだことがあるであろうタカラトミーの「黒ひげ危機一発」が2015年7月に40周年を迎える。6月18日から東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー2015」のタカラトミーブースでは歴代の黒ひげたちがショーケースに展示されており、さまざまなキャラクターや芸能人とのコラボモデルも一覧できる。
1975年7月1日に発売を開始した本商品は、これまでに57種のモデルを販売。世界47の国と地域で累計1300万個を出荷している。1人ずつ順番にタルの穴に剣を刺し、タルの中の黒ひげくんを飛び出させた人が負けというルールで、いつ黒ひげが飛び出すか分からない緊張感をウリにしている。
ちなみに、発売当時は「黒ひげを飛び出させた人が勝ち」というルールで、1979年には「あらかじめ飛び出させた人が勝ちか負けかを決める」と変更。1995年に現行のルールとなった。
タカラトミーによると、これまで黒ひげがタルから飛び出した高さの合計は1300キロで、成層圏と宇宙ステーションを突破する計算になるという(1個あたり1回10センチ飛んだと想定)。
40周年を記念して登場するのは、100本の剣に刺激的な指令を書いた「ワルひげ危機一発」だ。価格は2500円(税別)で、9月17日に発売予定。
ワルひげは見るからに悪そうな顔と真っ赤な肌、角などが特徴で、タルの色は漆黒。剣の指令は「赤:激辛」「黒:辛口」「黄:甘辛」「紫:ラブラブ」の4レベルがあり、例えば激辛では「腕立て伏せ100回」などのつらい指令がある。また、各色のうち1本はオリジナルの指令を書くことができる。
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