英語で何かを依頼するとき、相手に真剣に考えてもらえる表現は?ネイティブに伝わるビジネス英語(2/2 ページ)

» 2013年04月24日 08時00分 公開
[デイビッド・セイン,Business Media 誠]
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営業マンが秘書に面談希望を伝える

  • My name is Otsuka, that’s O-T-S-...U-K-A, and I represent ABC Restaurants.

 大塚と申します。ABCレストランから参りました。

  • Anytime on Monday, Thursday or Friday is fine.

 月、木、金のどこの時間でも大丈夫です。

  • I’ll be looking forward to your call.

 ご連絡お待ちしております。

セイン先生からのアドバイス

(1)わかりにくい名前などを相手に誤解のないように伝えるためには、3文字ずつ区切っていうのがコツです。これは数字を言う場合にもあてはまります。

(2)Anytime is fine.でも間違いではありませんが、ビジネスの現場にいる人間として、予定が全然入っていないと思われるのはあまりよいことではありません。ある程度の忙しさは見せておくべきでしょう。


ツアーコンダクターがお客様に予定を伝える

  • We get to go to Izu Shrine in the afternoon.

 今日は午後から伊豆神社です。

  • Let’s meet in the lobby at 1:00.

 午後1時までにロビーに集合してください。

  • If you’re late, you can go by taxi.

 時間厳守でお願いします。

セイン先生からのアドバイス

(1)We’re going to go to..「. 〜に行くことになっている」。これは単に予定を告げる言い回しです。一方We get to go to...はWe get the opportunity to go to...の略で「素晴らしい機会がある」ことをアピールする表現になります。

(2)Please...は命令文を丁寧にしたものですが、命令文であることに変わりはありません。それよりもLet’s..「. 〜しましょう」の方がソフトな言い回しになります。

(3)「時間厳守でお願いします」は状況によってさまざまな表現ができます。先生が生徒に言うのであればDon’t be late. お客様であれば「時間通りに集まれない場合はタクシーでも行けますよ」のように遅刻したときの選択肢を示すのもよいでしょう。



 次回は顧客に謝罪したり、商品やサービスなどを説明する場面で使える文例を紹介していきます。

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