英語で断るときは「refuse」より「decline」ネイティブに伝わるビジネス英語(2/2 ページ)

» 2013年05月01日 08時00分 公開
[デイビッド・セイン,Business Media 誠]
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顧客に質問する

営業マンが取引先に契約書の件で質問

  • I’d like to verify one thing on the contract.

 契約書の件でお聞きしたいことがあります。

  • I think you told me at Friday meeting that the title should be “F Media.”

 金曜日の打ち合わせで言っていた案件名は、Fメディアでよろしいですか?

  • If you’re okay with that, I’ll make a draft of the contract.

 間違いがなければ、契約書を作成します。

セイン先生からのアドバイス

(2)「いつ/どこで話し合ったか」をきちんと述べると、より正確に伝わります。「『金曜日の打ち合わせで、タイトルはFメディアでとおっしゃったと思いましたが』のように」。

(3)「間違い」mistakeは、なるべく避けたいネガティブな表現です。「もし、それでよろしければ」if you’re okay with that...の方がずっと前向きな表現になります。


ツアーコンダクターがお客様に予定を質問

  • I hope you all had a good day today.

 今日はお疲れさまでした。

  • The schedule is flexible tomorrow, so let me know if you have any ideas.

 明日、行きたい場所があればご連絡ください。

  • If you could let me know before 9:00, it should be okay.

 今日の夜9時まで、お待ちしております。

セイン先生からのアドバイス

(1)この場合の「今日はお疲れさまでした」は深い意味のない単なる挨拶と考えられます。英語であればThank you.ですませてもかまいませんがI hope you all had a good day today.なら社交辞令ではなく、丁寧な気遣いのことばになります。

(2)ネイティブに遠慮がないというのは間違いです。行きたい場所があったとしても、なかなか言えるものではありません。The schedule is flexible tomorrow.「明日の予定は変えられます」と言って相手の本音を引き出してあげましょう。

(3)by 9:00 でもOKですがbefore 9:00「9時前に知らせてくだされば大丈夫でしょう」の方が明確になります。



 次回は人に紹介したり、何かを確認する文例を紹介していきます。

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