ボーダフォンが4月22日に明かした、開発中のコンセプトモデルを紹介する。「いくつかのアイデアは端末メーカーと検討を始めている。早い時期に製品化したい」としており、製品投入が期待される(4月22日の記事参照 )。
デジカメと携帯の使用感を損なわないよう、メイン液晶が反転して大型ビューワとして利用できる「Digi・K」。肉厚なヒンジに光学ズーム付きCCDカメラを搭載し、大容量バッテリーの取り付けも想定している。「検討を始めたときはVGAクラスのカメラだった」というように、早くから検討が続けられてきた。多くのメーカーが既にこの形状を実現している(3月20日の記事参照 )
ゲーム機のコントローラをイメージした「Game」。外側に十字キーと[A][B]ボタンが配され、テンキーはスライドすると現れる。「ゲームやテレビなど横長のコンテンツを楽しむというコンセプト」(5月10日の記事参照 )
横向きにも縦向きにも開くヒンジを使ったデュアル構造。テレビやゲームなど横長コンテンツに向くだけでなく、PDA的な作業もこなす「Flex」(2月25日の記事参照 )
「革という素材を使い、財布のイメージ。革を交換してその日に合わせたコーディネートが可能」だという、「Wallet」
「表層のレベルでインパクトが出せないか」とトライされたモデル「Apple」。スライド型でダイヤルボタン収納時はかなりコンパクト感が出る
Appleと同様のコンセプトで男性向けの「tile」。閉じた状態がタイル状なところからのネーミング
折りたたみ型の、デュアル液晶モデル。背面液晶も備えるが、メイン液晶が2つ用意されている。「メインに近い液晶を、折りたたむことで搭載。地上デジタルテレビ放送など情報の伝達手段が増える中、テレビを見ながらWeb閲覧などのニーズも増えるのではないか」。ネーミングは「tRi.」(トリ)
ボーダフォンも“デザイン重視”へ始動
ボーダフォンが携帯の“デザイン”への取り組みを本格化する。4月22日に発表した東芝製の「KOTO V303T」は、その第1弾となるものだ。
ボーダフォン、“琴”をイメージした新機種「KOTO」
ボーダフォンは4月22日、和とモダンを融合させたデザインモデル「KOTO V303T」(東芝製)を5月下旬以降発売すると発表した。コンセプトは和楽器の「琴」だという。
“回転型”主流の座に〜韓国も米も
カメラの“メガ化”と共に、韓国や米の端末メーカーで目立っていたのが、ヒンジの複雑化。単なる折りたたみ型ではなく、回転を組み合わせた機種が増えてきている。
携帯電話の形はどこへ向かうのか
制約の多い携帯電話のデザインだが、回転型、スライド型、液晶横回転型など新しい形状が現れ始めている。もう1つ、“横向き”形状も今後のデザインを占う上で見逃せない
Motorola、2方向折りたたみ式のWiFi携帯電話
Nokiaに続きMotorolaも無線LAN──WiFiをサポートした携帯電話「MPx」を発表。OSに「Microsoft Windows Mobile」を採用し、縦に開くと普通の折りたたみ型携帯、横に開くとPDAスタイルと、2方向の折りたたみに対応した。
あなたの一票が次期端末に〜三洋3G携帯
これは三洋の新型ビデオカメラ? いや新しい3G端末のモックアップです──。CEATECの三洋ブースでは、次期3G端末に“なるかもしれない”コンセプトモックを多数展示。来場者のアンケートを開発の指針にするという
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