V602SH、意地の首位奪回〜「enjorno」V101Dが上昇携帯販売ランキング(9月20日〜26日)

» 2004年10月01日 22時34分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 先週、新たに発売された端末はなし。各キャリアの新機種発表が相次いでいるが、ユーザーの端末購入動向に変化はあったのだろうか。

NTTドコモ au ツーカー ボーダフォン
1P900iA5503SATK40V602SH
2N505iSA1402S IITT31V402SH
3F672iW21SATT32V601T
4P505iSA5506TTS41V101D
5N900iSA5407CATK40(*)V401D
6SH900iA5405SATK41V301SH
7N900iW21STK31V302T
8SH505iSW21HTK22V401SA
9N506iW21KTT41(*)V401T
10P252iSA1402STT41V801SA
(*)表記は「プリケーセット」対応端末

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

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 ドコモは、上位陣が安泰。1〜5位が先週と同じで、6、7位と8、9位が入れ替わった。上位にいた「N900i」(右写真)が、やや調子を落としてきた。先週の6位から7位に落ちているが、ここで下げ止まれるか。

 “プチプチとまと”などのネーミングで知られる「P252iS」は、カテゴリー的に今後発売される253iシリーズと重なりそうだが、今の順位を維持できるか。ちなみに、251iSシリーズやP252iSは1円で販売されるケースもあるようだ。

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 auは、「A1402S II」が引き続き順位を上げている。発売以来順調に順位を上げ、ついに2位まで来た。ちょうど1カ月前のランキングでは「1位・A5503SA」(左写真)「2位・A1402S」という順位で安定していたが、A1402S IIが見事にとって変わった印象。さらに上を目指せるか。

 これに押し出されるかたちで、「W21SA」が1つランクダウン。「W21S」も先週の5位から7位まで下げた。もっとも、「W21K」は10位から1つランクアップして9位になっている。

 ちなみにA1402Sは10位と、ぎりぎりでトップ10圏内に留まった。

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 ツーカーのランキングに異変があった。永らく「TT31」「TT32」が1位、2位を分け合っていたが、ついに2機種と異なる端末がトップに。その端末の名は「TK40」だ。

 これまで“2番手集団”につけていたが、ようやくトップに踊り出た。「プリケーセット」対応版のTK40も、先週から順位を下げたとはいえ5位につけている。

 6位〜9位は変化なし。10位には、先週13位だった「TT41」(右写真)がトップ10に帰り咲きを果たした。

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 ボーダフォンのランキングも大きく変動した。かつてトップの座にたち、「V402SH」にその座を奪われていたハイエンド端末「V602SH」が首位の座を奪回した。

 V402SHは2位。3位の「V601T」は、先週と変わらないままだ。

 少し気になるのは、先週10位から4位に急上昇した「V101D」(左写真)。(2003年10月15日の記事参照)。“enjorno”端末といったほうが通りがいいかもしれない。プリペイド携帯がなぜ、ここにきて大幅にランクアップしたのか。来週以降にも注目したい。

 今週、ドコモの253iシリーズの先陣を切って「D253i」が発売された。しかし、早速azzurro(青)とrosso(赤)が販売停止というトラブルに見舞われてしまった(10月1日の記事参照)。ランキングに顔を出せるか、注目だ。

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