どうなる? 2005年の携帯ロードマップ(2/3 ページ)

» 2005年01月01日 04時54分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

ドコモ〜FeliCaが本格始動

 ドコモの次なる戦略は「リアル連携」──非接触ICチップFeliCaを活用した通信以外のビジネスだ。2005年度末には対応端末1000万台を見込んでおり、本格的に市場が立ち上がるだろう(12月15日の記事参照)。そこで改めて、FeliCa携帯のビジネスモデルの真価が問われることになる。

 端末は、年明けから「901iシリーズ」の未発売機種──「D901」「N901iC」「P901i」が発売になる。

 続いて3月から4月には、普及版FOMA「700iシリーズ」が登場する見込みだ。安価な端末の投入により、増大するインセンティブコストを抑えると共に、一気にFOMAシフトを加速させる。2005年末には、ムーバとFOMAの契約数が逆転するロードマップを描いている。

 同時期には、“ビジネスFOMA”ことMotorola製のFOMAも投入する予定になっている。

 2005年末には、「902i」シリーズが投入されるだろう。詳細は不明だが、2004年の冬が“足場を固めた901i”だったのに対し、今度は画期的な新機能が搭載されてくると見られる。現時点ではプッシュツートークあたりが候補として考えられる。

 技術面では、下り最大14.4Mbpsの通信速度を持つHSDPAがスタートする。高速通信に対応した新サービスのほか、定額制の料金見直しも期待される。

KDDI〜メディア化を目指す

 KDDIは、次なる戦略として「携帯のメディア化」を狙う。WIN端末向け大容量コンテンツのプッシュ型サービス「EZチャンネル」が1つの例。またFMラジオに代表される既存メディアとの連携が2つ目の例だ。

 端末は、WIN端末のFeliCa対応が発表されている。2005年秋をめどに対応端末を投入し、2006年度以降のWIN端末はFeliCaに標準対応する予定だ(9月28日の記事参照)

 au端末納入メーカーは、地上デジタルテレビ放送対応端末開発に意欲的だ。FMラジオの搭載で一歩先ゆく三洋電機を中心に、端末の開発が進んでいる模様(10月6日の記事参照)。これもメディア化戦略の1つだ。

 新技術の導入は、特に発表されていない。WIN端末が使っている通信方式cdma2000 1x EV-DOの新バージョンRev.Aなどの新技術も用意されているが、「来年度の段階ではEV-DOの次は見えてこない」(小野寺正社長)状況だ(12月15日の記事参照)

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