NTTドコモは、FOMA最軽量となる「P700i」を発表した。OSにはLinuxを採用。約102グラムと軽量ながら、2.2インチQVGA液晶と、有効画素数125万のカメラを装備する。
小型軽量FOMA「P700i」。ボディカラーはピンク、ブルー、シルバーの3色
各色の手触りが異なるのが特徴。シルバーはヘアライン加工で高級感を演出。ブルーはつややかな手触りを意識した。ピンクは彫り込みによる花柄にラインストーンを付けるという新しいアプローチ
「同じ端末で異なる色展開──というこれまでのバリエーション展開から一歩踏み込んで、異なる質感で展開した。ボディの金型も、個別に作っている」(説明員)
ワンプッシュオープンボタンやマクロ切り替えスイッチ、サイドキー類は、端末の左側面にある。赤外線ポートや着信通知ランプは端末の先端に、スピーカーは撮影補助用ライトの右に装備。キラリランプはメイン液晶の上にある
各色オリジナルの待ち受け画面やメニュー画面、発着信画面などをプリセットするのも特徴の1つ
端末カラーごとに施された端末表面のテクスチャー加工や、レリーフのデザインに合わせて、メニューアイコンをコーディネイト可能。プリインストールの待受画像、アニメーションなどもカスタマイズできる。
端末カラーごとにテクスチャー加工が施されている。これとメニュー画面を合わせられる
Pシリーズ特有の「キラリメール」機能を継承。iモードメール受信時、開封時に本文中に含まれている絵文字に反応してLED部分が様々な色に点灯する。本体には、開くだけで電話に応答できる「ワンプッシュオープンボタン」も搭載した。
キーレイアウトはP901iと同じ。ボディはサイドのツートンがアクセントになっている。ブルーは背面はつややかな塗装で、底面はつや消し
プリセットされるキャラ電は、“P”のオリジナルキャラクター、ヴァニラちゃんとラムちゃん、Dimoのブンブン
端末名 |
P700i |
サイズ |
49×102×22ミリ |
重さ |
102グラム |
連続通話時間 |
140分 |
連続待受時間 |
約460時間 |
連続テレビ電話時間 |
90分 |
メインカメラ |
有効画素数125万 νMAICOVICON |
インカメラ |
10万画素CMOS |
メインディスプレイ |
約6万5000色 2.2インチTFT液晶(QVGA) |
サブディスプレイ |
0.9インチ 96×25ピクセル モノクロSTN |
外部メモリ |
mini SD |
ボディカラー |
ピンク、シルバー、ブルー |
|
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