4位 ドコモ、「SH702iD」「N702iD」「F702iD」「P702i」の発売日決定
6位 閃光走る――あの機種が初登場1位、「A5518SA」も登場
7位 「W41T」のHDDに入れられるものと入れられないもの
8位 「ロケーションフリー」を携帯で──Sony Ericsson
9位 ウィルコムの高度化PHS「W-OAM」端末群、発売日決定
10位 ボーダフォンの「しまクリ三兄妹」が「しまクリーズ」に
先週のトップは、「W41T」の分解記事。日頃見られない端末内部をのぞけるということで、かなりの注目度だった。なお、通信端末を分解・改造した端末を再度組み立てて電源を入れると電波法に抵触するおそれがある。これは改造携帯電話や、いったん分解した携帯電話が、違法な電波を出す可能性があり、電波の公平かつ能率的な利用を妨げるおそれがあるからだ。編集部でもこのW41Tはそのままにしており、電波が飛ばないようにしてあるので、その点も併せて留意してほしい。
さて、先日ドコモから国際ローミングサービス対応の「NM850iG」が発表された。24日に発売ということだったのだが、今週になって販売延期になったようで(2月22日の記事参照)、Nokiaファンをやきもきさせている。
ここでふと気になるのが、「NM」という頭文字だ。ボーダフォンのNokia端末は「NK」が付いており、これは「Nokiaの“N”と“K”なのだろうな」と分かりやすい。だがドコモの場合は、なぜに“M”が付いているのか。
実はこれ、ノキア・モービル・コミュニケーション(Nokia Mobile Communication)の名残なのだ。Nokiaが日本に進出した際、端末を担当する法人はノキア・モービル・コミュニケーションだった。現在はノキア・ジャパンがNokiaの日本法人という位置づけだが、こちらは当時「主に部品調達などを手がけていた。ノキア・モービルとは役割が異なった」(ノキア・ジャパン広報)という。
振り返ってみれば、PDC時代ではNokia製のドコモ端末が数多く販売されていた。「NM206」「NM207」「NM157」「NM502i」などがそうだ。NM502iが発売されたのは2000年頃の話だが、案外忘れているユーザーもいるかもしれない。
そんなわけで、ドコモの中でNokiaといえば「NM」というのが以前からのルールだった。今回のNM850iGは、単にそのルールを踏襲したに過ぎないというわけだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.