au design projectを率いた小牟田氏、KDDIを卒業

» 2006年04月26日 19時09分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 KDDIのau design projectを率いてきた同社プロダクトデザインディレクターの小牟田啓博氏が、4月末付けでKDDIを退職することが分かった。KDDIによれば、小牟田氏の退職後も「au design projectは継続する」。

 小牟田啓博氏は、2001年にカシオ計算機デザインセンターからKDDIに移籍し、au design projectを立ち上げたデザイナー。「デザインは良くて当然」「生活者の視点でものを考える」という、当時の携帯デザインに欠けていた部分を開発コンセプトとして掲げ(2004年10月の記事参照)、そのアイコンとなる「au design project」端末をディレクションした。

 au design projectの1号機となる、深澤直人氏デザインの「INFOBAR」は、「ビジネスシヨウ 2002 TOKYO」に参考出展されると同時に大きな注目を集め(2002年5月22日の記事参照)、製品は品切れが相次ぐヒット端末となった。以降も深澤直人氏デザインの「W11K」や「neon」、マーク・ニューソン氏デザインの「talby」、サイトウマコト氏デザインの「PENCK」をディレクションするなど、携帯電話の世界にデザイナーとのコラボレーションブームを巻き起こした。その一方で、au携帯電話全般についてもデザインの底上げを図るべく、メーカー各社との連携強化に注力した。

Photo au design projectが手掛けた携帯電話。左から「INFOBAR」「talby」「W11K」「PENCK」「neon」。完璧な仕上がりを目指して、素材や機構設計面でもさまざまな工夫がこらされている
Photo 一般的なラインアップの携帯について、デザインクオリティを底上げするのもau design projectの役割。左は柴田文江氏デザインの「Sweets」、右は岩崎一郎氏デザインの「A5405SA」
Photo 今後、登場予定のau design project端末、「MEDIA SKIN」と「HEXAGON」

 デザイン関連のイベントでも、携帯デザインのあり方について自身の考えを積極的に話すなど、携帯デザイン変革期の立て役者的な存在だった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月06日 更新
  1. スマホ大型化の裏で高まる「小型音楽プレーヤー」待望論 現役ウォークマンか、“ポストiPod”のiPhone SEか (2026年04月05日)
  2. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【4月5日最新版】 チャージで最大2万ポイント還元のチャンス (2026年04月05日)
  3. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【4月4日最新版】 ポイント10倍多数、1万ポイント還元も (2026年04月04日)
  4. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【4月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のチャンスあり (2026年04月03日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 皆さん、パソコンやスマホを何で持ち運んでいますか? 私はリュックサックです (2026年04月04日)
  7. LeicaコラボのXiaomiスマホ「Leitzphone」、中国モデルはデザインと名称が異なる (2026年04月05日)
  8. 選択肢が増えた「Starlink衛星とスマホの直接通信」 ドコモとauのサービスに違いはある? (2026年04月02日)
  9. au PAYとPontaのキャンペーンまとめ【4月2日最新版】 1万ポイント還元や30%還元のチャンスあり (2026年04月02日)
  10. 新幹線でも「音漏れ」気にせず映画に没頭 NTTの技術実装で 公共交通機関で初 (2026年04月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年