待受画面やメニュー画面、背景色などを、ボディカラーに合わせたものに一括設定できるのが「トータルコーディネート」設定。「F902iS」に、この機能が搭載されているのかが知りたいという質問が寄せられた。
F902iSにもこの機能は搭載されており、ボディカラーの色に合わせた4パターンに加え、“ちょっと見えにくくなったオトナ”のための、アドバンストモードが用意されている。なおアドバンストモードに設定すると、メールやiモード閲覧時のフォントが大きなサイズのリュウミンに一括で変更される。
「暗い場所でソフトキーやダイヤルキーがはっきり見えるか」を気にするユーザーも多い。F902iSは、ソフトキーもダイヤルキーも、キー自体が光るため、暗い場所でも使いづらいことはない。
一見したところ、カメラの撮影補助用ライトが見あたらないことから、「本当にライトはないのか」という質問も来ている。
これは見たとおりで、F902iSには搭載されていない。暗い場所での撮影時には、ISO感度を調整する「ナイトモード」を利用することになる。
「F902i」から搭載されたのが「連続パノラマ撮影機能」(2005年10月の記事参照)。4枚撮影した画像を3分の1ずつ重ねて1枚のパノラマ画像を生成する機能だ。これが引き続き搭載されているのかという質問が寄せられた。
実機を確認したところ、パノラマ撮影機能は引き続き搭載されていた。
ユーザーにとって一番気になるのが、“もっさり”しているかどうかだろう。数人のITmediaスタッフで実機を試したところ「F902iよりは若干レスポンスが良くなっているようだが、もっさり感は残る」という印象を受ける点で一致した。
待受からMenuキーやメールキーを押したあとの起動や、受信メールBOXへのアクセス、新規メール選択後の起動などは、もたつく感がある。また、文字入力のスピードが速いスタッフは、「キー入力に文字の描画がついてこないときがある。指の動きが一定でも、文字を描画する速度が速くなったり遅くなったりするのが気になる」と指摘していた。
ただ、今回試したのは発表会で展示されたものであり、製品版では改善されている可能性もある。気になる人は、店頭の実機で試すことをお勧めする。
※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。
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