「朝から晩まで携帯のことで頭がいっぱいだ」──ソフトバンク孫社長(2/2 ページ)

» 2006年08月08日 22時54分 公開
[園部修,ITmedia]
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Yahoo! JAPANとの連携強化でコンテンツを充実

Photo 写真で公開された「Yahoo!ケータイ」ボタン

 コンテンツ分野の施策としては、6月から提供している世界初のディズニーコンテンツ(5月29日の記事参照)や、Yahoo!JAPANへのアクセスを容易にするためボーダフォンライブ!のトップにYahoo! JAPANへのリンクを配置したことを挙げた。

 「Yahoo! JAPANへのリンクを1行入れたその日から、ボーダフォン端末からYahoo!へのアクセスが6倍になった。いかにユーザーがコンテンツに飢えていたか、いかにコンテンツを楽しむ環境が不便だったかが分かった」(孫氏)

 今後もさらに使いやすさを追求し、Yahoo!が持つコンテンツを携帯に融合させていく(8月5日の記事参照)。10月1日以降に開始する「Yahoo!ケータイボタン」も写真入りで紹介した。現在ボーダフォンの「スピーチマーク」があるボタンが「Yahoo!ケータイ」ボタンに置き換わる。ロゴはもちろん「Y!」だ。

日本テレコムと融合を図り法人営業も強化──TOKAIとのMVNO事業も検討

 ドコモやKDDIに後れを取っていた法人営業にも、本腰を入れて取り組む。現在ボーダフォンには100人程度しか法人営業担当者がいないが、日本テレコムが1500人の人員を擁する営業部門との連携を強化する。まずは日本テレコム内にモバイル事業本部を新設し、既存の法人顧客に対して営業していくほか、法人向けFMCモバイルソリューションなども構築していくという(7月3日の記事参照)。

 また東海地域に強力な事業基盤を持つTOKAIグループとの連携(8月3日の記事参照)により、営業力の強化を図ったほか、ネットワークの相互補完や移動体通信事業/コンシューマ向けブロードバンド事業での協業などを行うことも改めて紹介した。TOKAIとの協業では、MVNO方式でソフトバンクのネットワークを提供することも検討するという。

「圧倒的ナンバーワンがいつまでもナンバーワンとは限らない」

Photo 移動体通信事業でもナンバーワンを目指す

 これらの施策を強力に進めることで、ソフトバンクは携帯電話事業で圧倒的ナンバーワンの座を占めるNTTドコモに挑戦することになる。このことについて孫氏は過去の例を挙げつつ次のように話した。

 「ナローバンドでのインターネット接続が主流だった時代は、インターネットサービスプロバイダー(ISP)はNiftyが圧倒的ナンバーワンだった。しかしブロードバンドの時代になった今、Yahoo! JAPANがそのナンバーワンの地位にある。インターネットへの接続方法も、ダイヤルアップやISDNが中心だったときはNTTが圧倒的ナンバーワンだった。けれどもADSLが普及した現在、ナンバーワンはYahoo! BBだ。移動体通信事業でも、現在の圧倒的ナンバーワンはNTTドコモだが、モバイルもブロードバンドの時代を迎えれば、主役の座はどうなるか分からない。我々にもチャンスはあると思っている」

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