傾き認識でケータイ操作、カメラで実現──KDDI研究所

» 2006年08月25日 18時24分 公開
[ITmedia]

 KDDI研究所は、端末の回転や上下左右移動、前後への移動を検知して携帯の操作に反映させる技術を開発した。加速度センサーやジャイロを搭載することなく、直観的な操作を可能にする点がポイントになる。

Photo BREWゲームへの実装イメージ(左)と操作例(右)

 これまでにも、“振って操作”する端末は、ボーダフォンの「V603SH」「904SH」、ドコモの「N702iS」などが登場しているが、いずれも加速度センサーやジャイロなどの搭載で実現している。

 KDDI研究所の技術は、端末の内蔵カメラから入力した映像を解析することで空間的な位置情報を割り出し、端末の動きを推定するもの。内蔵デバイスを増やす必要なく機能を実装でき、ソフトウェアだけで動作させることが可能だ。加速度センサーやジャイロを搭載するのに比べてコストがかからず、サイズも抑えられることからローエンド端末にも搭載できるとしている。

 同技術の応用例として挙げられるのは、ナビ機能やゲームなど。ナビでは、地図やWebページの閲覧時に見たい方向に端末を傾けることでスクロールさせたり、前後に動かすことで地図の倍率を変えたりできるため、直観的な操作が可能になるとしている。

 同技術は、パン、チルト、ズーム、ローテーションのカメラワークを判別でき、BREWアプリとして実装できる。動作の種類や変化の量に応じて、任意のキー操作代わりに割り当てられるほか、十字キーの替わりとしても使える。

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