10月24日より始まった番号ポータビリティ(MNP)。
同制度の開始を記念し、家電量販店大手のビックカメラ 有楽町店で「携帯電話番号ポータビリティ開始記念セレモニー」が行われた。ビックカメラ代表取締役社長の宮嶋宏幸氏に加え、携帯3社を代表する面々が一堂に集い、番号ポータビリティの開始をアピールするとともに互いに火花を散らしあった。
携帯3社の出席者はNTTドコモ 取締役執行役員営業本部長の熊谷文也氏、KDDI 取締役執行役員常務コンシューマ事業統括本部長の両角寛文氏、ソフトバンクモバイル 常務取締役営業本部長の宮内謙氏、そしてソフトバンク 代表取締役社長の孫正義氏と予想GUY。
孫社長率いるソフトバンクモバイルは前日の23日、新料金プランとなる「ブループラン」と「オレンジプラン」(2006年10月23日の記事参照)や、ソフトバンク携帯間の通話や国内向けSMSを無料とする「ゴールドプラン」、ゴールドプランの基本料金が70%引きになる「予想外割」を発表し、話題を呼んだ。さらに26日にはそのほか“予想外”となるプランを、ソフトバンクモバイルショップの店頭で発表するという。
同じくNTTドコモも、中村維夫社長自ら街頭で“チラシ”を配り、名物ビルをライトアップする催しを実施。KDDIもCMキャラクター 速水もこみちさんの等身大人形「もこみち人形」とともに24日から全国キャラバンを行うことで番号ポータビリティをアピールする催しを行っている。
同店では9月1日より「携帯電話番号ポータビリティ事前相談カウンター」(そのほか、池袋店本店や新宿西口店、立川店、札幌店、名古屋駅西店、なんば店などでも展開)を設け、ユーザーの疑問や質問に対応するほか、事前仮予約なども受け付けていた。
本日24日より10月29日までの期間は「番号ポータビリティ特設コーナー」に切り替え、各キャリアおすすめの端末を紹介するとともに、番号ポータビリティに関する疑問やキャリア別の料金・サービスに関する質問も受け付ける。同期間中は番号ポータビリティを利用してキャリア乗り換えを行ったユーザーを対象に、抽選で10名に携帯プリンタ 富士フイルム「Pivi」が当たる抽選会も実施する。
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