今回のウィルコム販売ランキングは現在の“3強”、京セラ製の「WX320K」、ケーイーエス製の「9(nine)」、ネットインデックス製の「nico.」が順当に1位から3位を独占。続いて夏の新機種、東芝製「WX320T」、シャープ製の「Advanced/W-ZERO3[es]」がランクインした。
8月3日に「FCバルセロナコラボモデル」を発売し、首位奪還をもくろんだ9(nine)だが、WX320Kを抜くまでには到らず、今回も2位に落ち着いた。今後、順位に小変動はあるかもしれないが「顔ぶれがほとんど同じ」という平穏なランキングになってきてしまうのだろうか。
さて、一時期3位まで上がったAdvanced/W-ZERO3[es]は、前回の4位から5位に後退。じりじり下がっているのが気になる。8月1日から割賦販売制度「W-VALUE SELECT」がW-ZERO3シリーズなどの一部機種で新規契約時も適用可能になり、新規契約者の増加も見込まれるが、今回、その効果はまだ現れていない。
一方のWX320Tは前回のランク圏外(6位)から、今回は4位に小躍進した。量販店店員によると、夏休みに入ったここ最近、家族の通話用として「ウィルコム定額プラン」とともにウィルコム端末を複数台購入するユーザーがやや増えているという。子ども向けにはnico.や「キッズケータイpapipo!」などが人気。対して自分用や親用などにWX320Tを選ぶパターンが多いのだそうだ。
ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2007年8月10日現在)は以下の通り。
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