ワンセグとHSDPAに対応した厚さ13.5ミリの「805SC」、厚さ8.4ミリのストレートモデル「708SC」など、日本向け端末でスリムさを売りにしてきたSamsung電子。同社がソフトバンクの2007年秋冬モデルとして投入するのは、光学3倍ズーム対応の500万画素カメラを搭載したスライド型の“デジカメケータイ”「PHOTOS 920SC」だ。
500万画素カメラを搭載した日本市場向けケータイは、シャープ製の「910SH」、カシオ計算機製の「EXILIMケータイW53CA」に次ぐ3機種目となる。
顔の位置を検出してピントを合わせる「顔認識AF」と手ブレ補正機能を搭載。カメラは側面のカメラボタンを押すと起動し、いつも表に出ている2.4インチ有機ELのディスプレイをファインダーに、シャッターチャンスを逃さず撮影できるのがポイントだ。また撮影済みの写真を顔別に分類するユニークな機能も備え、撮影補助用ライトはLEDではなくキセノンフラッシュを搭載している。
下り最大3.6Mbpsでの高速通信が可能な3Gハイスピード(HSDPA)に対応。ほかにもS!おなじみ操作やYahoo!mocoa、S!タウン、国際ローミング、顔認証、PCサイトブラウザ、S!ニュース速報などに対応する。なお、ワンセグやS! FeliCaには非対応となる。

500万画素CMOS。物理的に光を遮るメカシャッターを搭載し、光源が強いシーンなどで発生するスミアを防げる。また顔認識機能を備え、被写体の中から正面を向いた顔(顔は上下左右プラスマイナス15度までの傾きまでは検出)を検出してピントを合わせる| 機種名 | 920SC |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約52×101.5×18.9ミリ |
| 重さ | 約129グラム |
| 連続通話時間 | 約200分(GSM:約350分) |
| 連続待受時間 | 約340時間(GSM:約340時間) |
| メインディスプレイ | 2.4インチQVGA(240×320ピクセル)有機EL |
| サブディスプレイ | ― |
| アウトカメラ | 顔認識AF付き有効500万画素CMOS(手ブレ補正) |
| インカメラ | 有効30万画素CMOS |
| 外部メモリ | microSD(別売り、最大2Gバイト) |
| ボディカラー | ホワイト×ホワイト、ホワイト×ターコイズ、ブラック×ブラック、ブラック×レッド |
| 主な対応サービス・機能 | 3Gハイスピード、S!おなじみ操作、Yahoo!mocoa、フィーリングメール、S!ともだち状況、着うたフル、S!タウン、国際ローミング、顔認証、Bluetooth、デルモジ、PCサイトブラウザ、S!速報ニュース、ちかチャット/ちかゲーム、S!一斉トーク、S!電話帳バックアップなど |
| 外部接続 | 赤外線、Bluetooth |
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写真で解説する「PHOTOS 920SC」
3.2インチフルワイドVGA、5メガ3倍カメラなど8モデル、“シャア専用”も──ソフトバンクモバイル2007年秋冬モデル
ワンセグ+HSDPAの“世界最薄”スライドワンセグケータイ──「805SC」
W-CDMA最薄の8.4ミリ+横長液晶のストレートモデル──「708SC」
薄さ11.9ミリの「XS 707SC」がHSDPAに対応──「707SC II」
“11.9ミリ”の薄さを実現したスリムケータイ──「707SC」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.