有機EL、光学3倍ズーム、顔認識AFの500万画素デジカメケータイ――「PHOTOS 920SC」

» 2007年10月22日 13時38分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 ワンセグとHSDPAに対応した厚さ13.5ミリの「805SC」、厚さ8.4ミリのストレートモデル「708SC」など、日本向け端末でスリムさを売りにしてきたSamsung電子。同社がソフトバンクの2007年秋冬モデルとして投入するのは、光学3倍ズーム対応の500万画素カメラを搭載したスライド型の“デジカメケータイ”「PHOTOS 920SC」だ。

 500万画素カメラを搭載した日本市場向けケータイは、シャープ製の「910SH」、カシオ計算機製の「EXILIMケータイW53CA」に次ぐ3機種目となる。

Photo 光学3倍ズーム、顔認識AF対応の500万画素デジカメケータイ「920SC」。ボディカラーはブラック×レッド、ブラック×ブラック、ホワイト×ターコイズ、ホワイト×ホワイトの4色
Photo カメラは底面に搭載

 顔の位置を検出してピントを合わせる「顔認識AF」と手ブレ補正機能を搭載。カメラは側面のカメラボタンを押すと起動し、いつも表に出ている2.4インチ有機ELのディスプレイをファインダーに、シャッターチャンスを逃さず撮影できるのがポイントだ。また撮影済みの写真を顔別に分類するユニークな機能も備え、撮影補助用ライトはLEDではなくキセノンフラッシュを搭載している。

 下り最大3.6Mbpsでの高速通信が可能な3Gハイスピード(HSDPA)に対応。ほかにもS!おなじみ操作やYahoo!mocoa、S!タウン、国際ローミング、顔認証、PCサイトブラウザ、S!ニュース速報などに対応する。なお、ワンセグやS! FeliCaには非対応となる。



Photo 側面のカメラキーを長押しするとカメラが起動。端末をいちいち開くことなく撮影できる

Photo 500万画素CMOS。物理的に光を遮るメカシャッターを搭載し、光源が強いシーンなどで発生するスミアを防げる。また顔認識機能を備え、被写体の中から正面を向いた顔(顔は上下左右プラスマイナス15度までの傾きまでは検出)を検出してピントを合わせる

Photo 一般的なデジタルカメラに搭載されているキセノンフラッシュを装備。ディスプレイは発色のいい有機ELを採用した

機種名 920SC
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約52×101.5×18.9ミリ
重さ 約129グラム
連続通話時間 約200分(GSM:約350分)
連続待受時間 約340時間(GSM:約340時間)
メインディスプレイ 2.4インチQVGA(240×320ピクセル)有機EL
サブディスプレイ
アウトカメラ 顔認識AF付き有効500万画素CMOS(手ブレ補正)
インカメラ 有効30万画素CMOS
外部メモリ microSD(別売り、最大2Gバイト)
ボディカラー ホワイト×ホワイト、ホワイト×ターコイズ、ブラック×ブラック、ブラック×レッド
主な対応サービス・機能 3Gハイスピード、S!おなじみ操作、Yahoo!mocoa、フィーリングメール、S!ともだち状況、着うたフル、S!タウン、国際ローミング、顔認証、Bluetooth、デルモジ、PCサイトブラウザ、S!速報ニュース、ちかチャット/ちかゲーム、S!一斉トーク、S!電話帳バックアップなど
外部接続 赤外線、Bluetooth



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