ウィルコム、タイで「次世代PHS」の導入を検討

» 2007年11月09日 15時29分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo 11月9日10時(日本時間)に行われた調印式で握手するウィルコム代表取締役社長の喜久川政樹氏(左)と、AWC社長Adhiruth・Thothaveesansuk氏(右)

 ウィルコムは11月9日、タイのPHS事業者Asia Wireless Communication Co.,Ltd.(以下、AWC)との間で、「次世代PHS」導入に向けた共同検討を実施する契約を締結した。

 AWCは、1999年11月よりバンコク市内でPHSサービスを開始。2003年12月にはウィルコムと提携し、タイと日本との国際ローミングサービスを展開している。2007年10月末現在の加入者数は約30万人。今回の締結で、PHS後継システムとしてウィルコムの次世代PHSをタイで導入できるのか、ウィルコムが技術的な協力を行い、AWCは事業化の可能性も含めた検討を行うという。

 PHSは日本で開発された技術で、現在はタイ、中国、台湾などアジア地域や南米地域にも普及しており、加入者数は全世界で約1億人を超えている(2006年11月の記事参照)

 次世代PHSは現行PHSの技術をもとに、OFDM変調方式やMIMO技術を使って最大20Mbps以上の通信速度を実現する通信システムで、PHS MoU Group(PHS国際化推進団体)で標準化され、国際電気通信連合(ITU)において広帯域無線アクセス(BWA)システムとして勧告化された。

 ウィルコムは、全国約16万基地局のマイクロセルネットワークを構築した実績をもとに、次世代PHSも同様のマイクロセルで展開する方針。9月28日には、総務省に2.5GHz帯を利用した次世代高速無線通信の免許を申請している。

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