Blu-rayディスクレコーダーとの連携機能や1000万画素CCDカメラを搭載するPROシリーズのシャープ製端末「SH-07A」は、サイクロイドスタイルを採用する“AQUOSケータイ”。ドコモの2009年夏モデルでAQUOSケータイの名を冠するモデルはSH-07Aのみとなる。発売は2009年6月の予定。
外観はドコモの2008年冬モデル「SH-01A」を継承しており、ディスプレイ側ではなくダイヤルキー側にヒンジがある逆ヒンジや、決定キー部分に装備した光TOUCH CRUISER、フルワイドVGA(480×854ピクセル)サイズの約3.3インチNewモバイルASV液晶を採用するのは2機種とも同じ。



メインディスプレイは3.3インチ液晶を搭載(写真=左端)。ディスプレイが右に90度回転する、おなじみのサイクロイドスタイルを継承した(写真=左中)。Redの背面はブラックで、落ち着いた印象を与える(写真=右中)。裏面には1000万画素CCDカメラとLEDライトを装備した(写真=右端)
左側面にはmicroSDスロットがある(写真=左)。SH-01Aではバッテリーカバーの内側にmicroSDスロットがあったので、使いやすくなった。右側面にはサイドキーと充電用の接点、スピーカー、ストラップホールがある(写真=右)| SH-07A | SH-01A | |
|---|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約112×50×15.8(最厚部約23)ミリ | 約111×50×16.6(最厚部約22)ミリ |
| 重さ | 約143グラム | 約145グラム |
| メインディスプレイ | 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NewモバイルASV液晶 1677万7216色 | 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NewモバイルASV液晶 1677万7216色 |
| サブディスプレイ | 1.0インチ(96×39ピクセル)有機EL 6万5536色 | 31セグメント(24.4×9.2ミリ)LED 1色 |
SH-07Aはステレオスピーカー内蔵の卓上ホルダを同梱しており、ワンセグやミュージックプレーヤーはもちろん、アラームも迫力のあるサウンドで聴ける。スピーカーの直径は28ミリで、「ドルビーモバイル」にも対応。音声は充電中にのみ出力される。この卓上ホルダはUSB端子も備えており、Blu-rayディスクレコーダーやPCとUSB接続した卓上ホルダにSH-07Aをセットすると、SH-07Aにデータが転送される設定も可能。なお、USBケーブルも同梱される。
SH-07Aのサブディスプレイは、SH-01Aの24.4×9.2ミリのLEDから約1.0インチ 6万5536色表示の有機ELに進化した。ちなみに、2008年冬モデルの「SH-02A」も同様のサブディスプレイを搭載している。
キー配列も基本的にSH-01Aを継承しているが、ダイヤルキー下のキーには若干の変更が見られる。SH-07Aには「地図アプリ」をワンタッチで起動できるMAPキーを新たに搭載したほか、TVキーが省かれ、右上ソフトキーのカメラキーに加えられた。


左がSH-07A、右がSH-01Aのキー面。SH-07Aはダイヤルキーの右下にMAPキーを採用。光TOUCH CRUISER(決定キー)はSH-01Aは長方形だが、SH-07Aは正方形となっている。細かいところでは、SH-01Aの終話キーには「PWR」の文字があるが、SH-07Aでは電源アイコンに変更されている(写真=左)。SH-07A(左)とSH-06A(右)は同じキー配列だが、ダイヤルキーのフォントは異なる(写真=中)。SH-01AとSH-07Aは背面もほぼ同じデザインだが、SH-07AのサブディスプレイはSH-01AのLEDから6万5536色有機ELに変更された。またヒンジ側の背面は、SH-01Aには「NTT docomo」のロゴがあるのに対し、SH-07Aには「AUDIO & VISUAL」の文字がある(写真=右)
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写真で解説する「SH-01A」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.