キャリアが提供する人気端末ランキングふぉーんなハナシ

» 2009年08月26日 22時55分 公開
[園部修,ITmedia]

 8月26日から、NTTドコモが「ケータイ注目度ランキング」をスタートした。このケータイ注目度ランキングでは、1カ月間のドコモのWebサイト内のアクセス数を集計し、アクセスが多い順にランキング形式で並べ、Webサイトを訪れた人が注目している端末を紹介するというもの。説明文には「来月は、どのようなランキングになるか、楽しみにしていてください」とあるので、今後は毎月データが公開されるようだ。

 それによると、ランキングの1位はHTCの「HT-03A」だった。国内初のAndroid搭載ケータイであり、7月10日に発売されたばかりとあって、7月のランキングで見事トップを獲得した。2位は東芝製の「T-01A」。そして3位にはNECの「N-08A」がランクインしている。

 このランキングは、GfKなどが集計しているPOSデータなどとは異なる傾向を示しており、ネット上で情報収集をする人が注目する端末と、実際に売れる端末の間に差異があることが端的に見て取れ興味深い。

 ちなみに機種変更のみを扱うドコモオンラインショップでは、売れ筋ランキングが掲載されている。こちらは男性と女性で別々にランキングを出しているのが面白い。注目度ランキングとはまったく違うラインアップで、男性の1位は「N-08A マイセレクトモデル」、2位が「D705iμ」、3位が「F-09A」、女性の1位は「N-08A マイセレクトモデル」、2位は「N-08A」、3位は「D705iμ」だった。価格が安いモデルが上位にランクインするあたりが、いかにもショップらしい結果だ。

 実はKDDIも、ポータルサイト「au one」のトップページで、2009年夏モデルのアクセスランキングを週次で公開している。こちらは1位から6位までを表示しており、本稿執筆時点では1位に東芝製の「biblio」、2位にシャープの「Sportio water beat」、3位に日立の「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」がランクインしていた。

 au oneのランキングも販売数ではなくアクセス数で集計している。ここでもユーザーの関心を集める端末と、販売の現場で人気が高い端末が異なるという、ドコモの注目度ランキングと同様の傾向が見られる。

 ソフトバンクモバイルは、オンラインショップで人気ランキングを公表している。集計期間は1週間だが、毎日更新されているようで、最近7日間に実際にオンラインショップで売れた端末のランキングになっているという。本稿執筆時点での順位は1位がデジタルフォトフレーム「PhotoVision HW001」、2位がカシオ日立製の「830CA」、3位がシャープ製の「SOLAR HYBRID 936SH」。実際にショップで売れた端末のランキングなので、第三者が提供する集計データと少し傾向は近いが、新製品やユニークな製品に人気が集まっている。

 ウィルコムも、ウィルコムストアでの「総合売れ筋ランキング」を掲載しており、どんなモデルに人気が集まっているかが確認可能だ。こちらではWILLCOM CORE 3G対応の「HX003ZT」やスマートフォン「WILLCOM 03」「HONEY BEE 2」などが上位にランクインしており、傾向は店頭に近そうだ。

 ITmedia +D Mobileでも、毎週GfKの集計データを元にした販売ランキングを掲載しているが、今回紹介した各種ランキングのように、少し異なる切り口でのランキングを見るのもまた面白い。中には「作為も入っているのではないか?」といぶかってしまうような機種も入っていたりすることもあるとはいえ、端末選びに迷ったら、単純な売れ筋だけでなく、ネット上での人気なども参考にしてみてはどうだろうか。

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