9月9日に開催されたiidaの新モデル発表会で、コンセプトモデルながら多くの注目を集めていたのが、携帯電話と連携するロボット「Polaris(ポラリス)」だ。同モデルは、マネキン型ロボット「Palette」などを発表したフラワー・ロボティクスとのコラボレーションにより誕生した。
Polarisは自律行動ができる学習機能付きロボットを目指して開発されており、携帯に保存されたユーザーの情報、いわゆるライフログを分析して、ユーザーにさまざまなレコメンド情報を提供する。人間の生活に根付いた“実用性のあるロボット”を目指し、エンターテイメント性はあえて強調していないというが、丸みを帯びたデザインや愛嬌のある動きで、ペットのような親しみやすさも演出されている。
公開された試作機は人の遠隔操作によって動いており、自律行動の様子や学習能力を見ることはできなかったが、Polarisが思い描く“ロボット×ケータイ”コンセプトをうかがい知ることができた。それでは、写真と動画でPolarisを紹介しよう。
端末を近づけると、球体が開く。本来なら端末を収納し、再び球体になることもできるようだが、試作機では端末が収まりきっていないようだった |
揺りかごのように前後に揺れながら動く姿が愛らしい |
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