KDDIが「iida」ブランドを立ち上げてから初めて発表するコンセプトモデルが、携帯電話と連携する学習機能を持ったロボット「Polaris(ポラリス)」だ。開発は2001年に設立された新興のロボットメーカー、フラワー・ロボティクス。同社は、周囲の状況を知り、それらの情報を元に自身のシステムで状況を判断して対応できる自立型のロボットの開発をめざしている。デザイナーは松井龍哉氏と炭本直彦氏。
Polarisは「携帯電話と学習機能を持ったロボットを組み合わせた、まったく新しいモバイルプロダクトの提案」(KDDI)。常に持ち歩いている携帯電話でユーザーのさまざまな情報をライフログとして記録し、球体型のロボットに携帯電話を載せると、記録した情報を分析して、学習した結果をモニターなどに表示してアドバイスをくれる。また、ロボット本体は学習した内容に合わせて光ったり、音を奏でたり、表情豊かに動作したりする。まるでソニーのサウンドエンターテインメントプレーヤー「Rolly」のようなかわいい存在だ。
コンセプトモデルという位置づけなので、具体的な製品化の予定などはないほか、どのようなライフログを収集するか、どのような情報を分析するのか、といった具体的な部分は未定とのこと。
テーマは“積層、未来、ロボット”:KDDI、iidaの新モデル「PLY」「PRISMOID」を発表――ロボット付き携帯のコンセプトも
ケータイを通じて“暮らし”もデザイン――KDDIの新ブランド「iida」
ケータイだけでなく、ライフスタイルをデザインする──「iida」の狙い
ケータイを太陽にかざして見れば――auのソーラーパネル搭載コンセプトモデル
写真で見るau design projectの新コンセプトモデル
動画で見るau design projectの「Band in my pocket」「Sticks in the air」「Strings for fingers」
au design projectの新コンセプトモデルは、「楽器」と「層」がテーマ
アナログのアプローチで感性に訴える――「ガッキ ト ケータイ」が目指す新たな世界
ケータイが積み重ねた歴史を“層”で表現――「カドケシ」デザイナーが作った「PLY」とは
もうひとつ先の“ケータイのある生活”を提案──auの「another work*s」プロジェクト
画面上で墨が揺らぎ、雲が流れ、街が成長する──UI重視のau design project新モデル
今度はインタフェースデザインにフォーカス──au design projectの新コンセプトモデル登場Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.