東洋経済新報社は9月14日、約3800社の上場企業に関する情報を集めた「会社四季報」の雑誌版やCD-ROM版の発売に合わせ、iPhoneアプリ「会社四季報2009年4集秋号」をリリースした。価格は2000円。ヤッパの技術を用いて開発されている。
会社四季報は、その名のとおり毎年4回、3月、6月、9月、12月の中旬に刊行されている、上場企業の特色や業績、財務内容、株価の動き、そして業績2期予想などをまとめた企業情報ハンドブック。その内容の一部がiPhoneやiPod touchで閲覧できる。
会社四季報2009年4集秋号アプリでは、雑誌版の会社四季報2009年4集秋号のデータをベースに、REITやETF、外国企業、日本銀行をのぞいた約3800社の上場企業のデータを収録している。iPhoneアプリならではの特長として、会社名や証券コードからの検索に加えて、画面をタップして拡大縮小、上下左右にフリックすることで証券コード順に移動する機能などを搭載した。また各企業の情報ページから、その企業のWebページへワンタッチでジャンプしたり、企業の本社所在地をアプリ内地図やGoogleマップで表示する機能も用意した。
株価チャートやランキング情報などは掲載されておらず、雑誌版の各ページを見やすく収録したような構成だ。とはいえ、会社四季報(のほとんどの情報)をポケットに入れて持ち歩けるようになる。
データベースの販売最長期間はアプリ発売後24カ月。なお、2010年1集春号以降のデータは、アプリのバージョンアップではなく有料の別アプリとして提供する。
約200種の蝶を収録、観察ノート機能も――「図鑑NEO for iPhone 日本のチョウ」
第25回 10キロ単位の辞書を、ワンタッチで──「ウルトラ統合辞書2009」
“本物”が鑑賞できる浮世絵美術館アプリ──「浮世絵 美人画」
iPhoneで六法全書を閲覧、条文検索や文章検索も――「i六法」
第21回 美しい文字で日本語空間を再発見する──「大辞林」
第22回 細部にまでこだわった、遊べる国語辞典──「デジタル大辞泉2009i」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.