写真で解説する「SH-02B」

» 2009年11月17日 11時16分 公開
[Sho INOUE(K-MAX),ITmedia]

 シャープ製の「SH-02B」は、NTTドコモのSTYLEシリーズに属するモデル。拡張されたiコンシェルで利用できるオートGPSには対応していないが、約3.4インチのフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶やBluetoothを搭載するなど、STYLEシリーズでは比較的ハイスペックだ。発売は2009年11〜12月の予定。

photophotophoto シャープ製の「SH-02B」。ボディカラーはBlack、Orange、Blue、Pink、Silver。メインカラーはBlue

見て触って美しい「ラウンドクリスタルデザイン」

 見た目と手触りの両方にこだわった「ラウンドクリスタルデザイン」を施した本体のサイズは、約50(幅)×110(高さ)×16.9(厚さ)ミリ(最厚部は約18.1ミリ)で、重さは約117グラム。形状は折りたたみ式。

 ハーフミラー加工を施し、見る角度によって色味が変わる背面パネルには、約1.4インチの有機ELディスプレイ(単色表示)と13灯のLED(白色12個/3色1個)を搭載しており、パネルから浮かび上がるように点灯する。標準では星空をイメージした7種類のイルミパターンが用意されているが、イルミパターン対応のきせかえツールを利用することで、点灯パターンを増やすことも可能だ。

photophoto 背面パネルには有機ELディスプレイを取り囲むようにして、計13個のLEDを備えた。イルミパターンに従って浮かび上がるように点灯する(写真=左)。複数の点灯パターンを用意した(写真=右)

 本体の形状は、角張った部分を極力排除した“ラウンドデザイン”となっており、手に持ったときに心地よさを感じられる。

photophoto 左側面には外部接続端子、右側面には卓上ホルダ用の充電端子とサイドキーを配置した

“自分撮り”にもこだわったカメラ

 カメラは、シャープ独自の画像処理エンジン「ProPix」を採用した有効約800万画素CCDを搭載。タッチパネルには対応していないが、撮影機能やユーザーインタフェースは「SH-01B」がベースになっている。

 顔検出オートフォーカスは、あらかじめ登録した個人の顔を検出し、優先的にフォーカスを合わせる「個人検出」にも対応している。登録できる顔は最大10件で、登録した中でフォーカスを合わせる優先順位を決めることもできる。さらに、登録された個人が写った写真を自動的に分類する「個人アルバム」機能も搭載した。

photophotophotophoto 「個人検出」は、カメラ起動中のメニューから簡単に利用できる。目と口をガイドに合わせ、登録する顔を撮影すればよい。顔ごとにフォーカスマークを変えることも可能だ
photophoto 「個人検出」に登録した人物ごとに「アルバム」に記録されるので、写真を探しやすい

 インカメラには約43万画素のCMOSセンサーを採用している。高画素なインカメラを搭載したのは「自分撮りをもっと訴求するため」(説明員)だという。そのインカメラを生かした機能として「ハンドミラー」を搭載。待受時に右側面のサイドキーを長押しするとインカメラが瞬時に起動し、化粧直しやヘアースタイルのチェックなどに使える。

photo サイドキーを長押しすると瞬時にインカメラが起動する「ハンドミラー」機能。写すのみで撮影はできない

オートGPS非対応ながら、基本機能は充実

 2009年度冬春モデルの新機能の1つである「オートGPS」には対応しないものの、拡張された「ケータイデータお預かりサービス」には対応しており、データBOXに保存した画像の自動バックアップなどが可能。また「WORLD WING」(3G+GSM)にも対応している。

 Bluetoothも搭載している。ワイヤレスヘッドセットやハンズフリーキットの利用や、Bluetooth経由でPCなどからダイヤルアップ接続をするのはもちろん、HID(ヒューマンインタフェースデバイス)プロファイルにも対応しているので、ワイヤレスキーボードによる文字入力も可能だ。端末のFeliCaロゴ部分を重ね合わせてBluetooth接続ができる「iアプリタッチ」も利用できる。

 シャープ独自の日本語入力システム「ケータイShoin」は「9」に進化。変換精度が向上したのはもちろん、変換候補の表示数を増やしたり、カナ英数変換時に複数の日時表示候補を追加するといった改善も行った。

photophoto SH-02BのBluetooth機器情報。HIDプロファイルを搭載しており、Bluetooth対応のワイヤレスキーボードを使える(写真=左)。「ケータイShoin9」では、予測変換候補の表示数が縦2列の固定ではなく、予測変換候補の文字数に応じて変わるようになり、使い勝手が向上した(写真=右)

 ワンセグやオーディオプレーヤー向けに「ドルビーモバイル」も採用。ヘッドフォンを接続した際に、臨場感のあるサラウンドを楽しめる(本体のスピーカーはモノラル)。ワンセグのアンテナは完全内蔵タイプ。画面の縦横切り替えは自動ではできず、ソフトキーで操作する。

photophoto ドルビーモバイルにも対応しており、ワンセグ起動時にはロゴが現れる。ワンセグアンテナは内蔵式
photo iモードブラウザの画面から大きな時計表示がなくなった

 iモードブラウザはJavaScriptやCookie、タブ表示など可能な「iモードブラウザ2.0」に対応している。今までのシャープ製端末では、ブラウザ画面とソフトメニューの間に大きなデジタル時計が表示されていたが、SH-02Bではこれらがなくなり、より広い画面でブラウジングできる。「ユーザーからの要望が多く、大きな液晶をもっと活用するため」(説明員)に採用したという。

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