メール、Twitter、音楽にビデオ――改めて「BlackBerry Bold」に注目する(3/3 ページ)

» 2009年12月07日 19時39分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
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Twitterクライアントも選べる――粒ぞろいのアプリケーション

 マルチメディア機能同様、ビジネス志向からはなかなか想像できないかもしれないが、シェアウェアやフリーウェアも含めたアプリケーションの多さも魅力だ。例えば定番ものだけでもざっと挙げると、Googleからは内蔵GPSを利用できる「Google Maps」(日本語対応)、アドレス帳やスケジュールを同期できる「Google Sync」も提供されているし、Windows Mobile端末やSymbian OS端末ではおなじみのWebブラウザ「Opera」もある。

 国内向けのサービスとして「NAVITIME」(有料)、「産経ニュース for BlackBerry Bold」などが提供されているし、再生できるのはモバイル版に限られるがYouTubeクライアントも複数存在する。表示が日本語化されていないアプリも多いとはいえ、日本語の扱いそのものは問題ないことも多い。

PhotoPhoto モバイル端末向け定番ブラウザの1つ、OperaMini 4.2。縮小表示と詳細表示を自在に切り替えてPCのブラウザのようにサイトを閲覧できる。さらに機能が進化した5.0のβ版の配布も始まっている
PhotoPhotoPhoto 国内向けサービスのNAVITIME。決済がクレジットカードになる点を除けば携帯電話向けと同等のサービスが提供されている。もちろんメニューも地図もトラックボールで操作可能。3D地図表示(スカイビュー)にも対応している
Photo 産経ニュース for BlackBerry Bold。ヘッドラインの一覧→本文とたどって読みたい記事だけを読める。ダウンロード済みの記事はネットワークがつながらない地下鉄車内などでも読める

 今どきだと気になるTwitterクライアントも豊富だ。ブラウザ経由でもTwitterは利用できるが、PCでもそうであるように、専用アプリを利用すれば格段に快適に使える。BlackBerry向けの公式アプリケーションストアである「BlackBerry App World」(但し現状では、有料アプリは英語圏のみで販売、無償アプリのダウンロードは日本でも可能)で検索するだけでも10以上のクライアントが確認できる。

 筆者はUberTwitter(無料版)を利用しているが、日本語が問題なく扱えることはもちろん、静止画、動画の投稿も可能で、フォロー、アンフォロー、ブロックといった操作も簡単に行える。内蔵GPSを利用した位置情報の付加も可能だ。またショートカットもスペースでページ送り、「T」で一覧先頭、「B」で一覧末尾とBlackBerry端末らしい操作が可能で、スクロールも非常に高速なので移動中につぶやきを見るだけなら片手でサクサク操作できる。積極的につぶやく際にもQWERTYキーボードの存在は大きく、Twitterのモバイル利用には非常に魅力的な端末だ。

PhotoPhoto UberTwitterのつぶやき一覧画面。アイコン表示にももちろん対応しており、一覧性と情報量のバランスも良好だ。日本語の表示で不具合を感じたことは一切ない。メニュー操作ももちろんBlackBerryの作法に合わせたものだ
PhotoPhoto つぶやきの入力時には入力可能な残り文字数も表示。写真や動画の投稿や、URLの短縮化などもサポートしている
PhotoPhoto UberTwiterをインストールすると、写真一覧で写真を選択し、つぶやき入力の画面を呼び出すことも可能。撮影した写真をすばやくつぶやきとともに投稿できる。新しいつぶやきの有無は待受画面でも確認可能。アイコンを表示しておけばアイコンでも通知される

容易には語りつくせない魅力を持つBlackBerry Bold

 かいつまむ形でBlackBerry Boldの魅力を紹介してみたが、もちろんほかにも魅力的な部分は多い。例えばビジネス利用を強く意識したものだが、プリセットだけで6つが準備された動作音やバイブレーターなどの動作モード、専用ホルスター装着時に変更できる着信音などは、ビジネスシーンはもちろん、プライベートユースでもスマートな使いこなしを可能にしてくれる。無線LAN機能は802.1x認証にも対応し、公衆無線LANへの自動ログインも可能だ。また文字入力を除けば、トラックボールとその左右のキーだけでほとんどの操作が可能な点もよくできている。これは標準機能だけでなくアプリでもほぼ共通で、片手での操作でさまざまな情報にすばやくアクセスできる。とにかくスペックでは分からない魅力が多いのだ。

PhotoPhotoPhoto 着信音やバイブレーターの動作などを筆頭に、さまざまなカスタマイズができるプロファイルが標準で5通りプリセットされている。メールならメールアカウント毎に着音やバイブレーターの動作設定ができるほか、ホルスター装着中とそれ以外でも動作の変更ができる。ここまで細かく設定ができるスマートフォンはBlackBerryをのぞけばそうないだろう

 すでに文中でも触れたが、BlackBerry Boldは単にQWERTYキーボードを備えるのではなく、ソフトウェアも含めて熟成された操作性と機能性を持ち、その上に強力なAV機能と豊富なアプリがそろっているスマートフォンだ。国内においては、FOMAネットワークに対応し、地方部のFOMAプラスエリア(800MHz)にももちろん対応しているので、エリアの心配をすることなく3Gネットワークを利用できる。いつでもどこでも使える、強力なメール端末としてだけ見ても、十分に魅力的な存在だ。ケータイメールの使い勝手に不満を持っているなら、一度BlackBerry Boldの活用を検討してみてはどうだろうか。

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