電通は、フライトシステムコンサルティングと共同で開発したiPhone 3G/iPhone 3GS/iPod touch向けのインターネットラジオ統合再生アプリケーション「kikeru(キケル)アプリβ版」を公開。アプリは無料で、年内を目処にApp Storeでの配信を開始する。
kikeruアプリで放送局のロゴをタップすることにより、日本のインターネットラジオコンテンツを再生。放送中は、番組名、出演者、番組内容を表示し、番組表表示機能も搭載。今後は、放送中の楽曲名取得機能やtwitterなどのコミュニケーション機能を実装するとしている。
kikeruアプリの参加放送局は、「Brandnew - J」(J-WAVE)、「OTTAVA」(東京放送ホールディングス)、「ラジオNIKKEIライブストリーミング」(日経ラジオ社)、「超!A&G+」(文化放送)となっている。
電通は本アプリケーションを、2007年にIBC岩手放送と共同で開発・公開したPC版のインターネットラジオ統合再生ツール「kikeru ツールバー」のiPhone/iPod touch版と位置付けている。今後は新規リスナーの獲得やメディア価値の向上などに取り組むとともに、さまざまなデバイスへの展開も検討していく。
なお、kikeruアプリは、地上波ラジオ放送を iPhone/iPod touchへリアルタイムに送出することを可能とするフライトシステムコンサルティングが開発した「iPhone向けラジオソリューション」を採用したもの。App Storeでの配信元も同社となる。
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