第1回 基本性能とキーの操作性が優秀なモデルは?――11機種を比較最新ケータイ徹底比較(NTTドコモ 2009年度冬春モデル編)(1/2 ページ)

» 2010年04月13日 08時30分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモの2009年度冬春モデルは、STYLEシリーズが9機種、PRIMEシリーズが5機種、SMARTシリーズが2機種、PROシリーズが2機種、そしてスマートフォンの「Xperia」が販売されている。これら計19機種のうち9機種がSTYLEシリーズであり、最新機能を取り入れたPRIMEやPROシリーズよりも、より多くのユーザーに向けたモデルをドコモが重視していることがうかがえる。

 4つのシリーズとスマートフォンに分けているとはいえ、19機種もあると、どれを選ぶべきか即決できないユーザーも多いだろう。そこで現行機種の中から11機種をセレクトし、基本性能やキーの使い勝手、動作速度などを比較していく。すでにこの中のいずれかの機種を購入した人は、自分のケータイがほかのモデルと比べてどの程度使いやすく、スペックが高いかを計る参考にしてほしい。

 今回は、富士通製の「F-01B」「F-02B」「F-03B」「F-04B」、NEC製の「N-01B」「N-02B」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-01B」「P-02B」、シャープ製の「SH-01B」「SH-02B」「SH-03B」をセレクト。第1回では基本スペックとキーの操作性を調べた。

photo 左上から「F-01B」「F-02B」「F-03B」「F-04B」「N-01B」「N-02B」「P-01B」「P-02B」「SH-01B」「SH-02B」「SH-03B」

基本スペック:N-01Bが薄型軽量を実現

 端末のサイズと重さはケータイの使用感に直結するので、特に重要な数値だ。サイズの「幅」はいずれの機種も50ミリ以上で、F-01BとF-04Bが51ミリでやや太い。QWERTYキーボードを備えたたSH-03Bは56ミリだが、Xperiaの63ミリよりは細い。厚さ(最厚部)はF-01B、F-04B、N-02B、P-02Bが20ミリを超えており、この中では大柄な部類に入る。最もスリムなのは、最薄部が13.4ミリのN-01B。重さはN-01B(110グラム)とSH-02B(117グラム)が軽く、N-01Bがバランスよく薄型軽量を実現していることが分かる。

 セパレートケータイ F-04Bの169グラムは、最近のケータイの中ではかなりの重量級だが、ディスプレイ部のみの厚さは約9.8ミリ(最厚部約12.8ミリ)、重さは約87グラムなので、フルタッチケータイとしてならスマートに使えそうだ。連続待受時間(W-CDMA)は、F-01BとF-04Bが600時間を超えているが、F-04Bはディスプレイ部とキー部を離すと250時間に減ってしまうので注意したい。

基本スペック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 重さ 連続待受時間 連続通話時間
F-01B 約51×114×17.3(最厚部約21)ミリ 約141グラム 約620時間(W-CDMA)、約300時間(GSM) 約240分(W-CDMA)、約270分(GSM)
F-02B 約50×110×16.1(最厚部約16.8)ミリ 約120グラム 約530時間(W-CDMA)、約270時間(GSM) 約200分(W-CDMA、GSM)
F-03B 約50×110×13.9(最厚部約17.1)ミリ 約122グラム 約530時間(W-CDMA)、約270時間(GSM) 約200分(W-CDMA、GSM)
F-04B 約51×114×19.6(最厚部約20)ミリ 約169グラム 約600時間(W-CDMA)、約320時間(GSM)※接合時 約300分(W-CDMA、GSM)※接合時
N-01B 約50×109×13.4(最厚部約16)ミリ 約110グラム 約550時間(W-CDMA)、約280時間(GSM) 約200分(W-CDMA)、約190分(GSM)
N-02B 約50×113×16.9(最厚部約22)ミリ 約147グラム 約560時間(W-CDMA)、約290時間(GSM) 約200分(W-CDMA、GSM)
P-01B 約50×111×17.7(最厚部約19.4)ミリ 約135グラム 約540時間(W-CDMA)、約250時間(GSM) 約190分(W-CDMA)、約230分(GSM)
P-02B 約50×112×18.7(最厚部約21)ミリ 約148グラム 約550時間(W-CDMA)、約250時間(GSM) 約190分(W-CDMA)、約230分(GSM)
SH-01B 約50×110×14.7(最厚部約19.9)ミリ 約126グラム 約460時間(W-CDMA)、約270時間(GSM) 約210分(W-CDMA)、約200分(GSM)
SH-02B 約50×110×16.9(最厚部約18.1)ミリ 約117グラム 約490時間(W-CDMA)、約280時間(GSM) 約210分(W-CDMA)、約200分(GSM)
SH-03B 約56×117×15.6(最厚部約15.7)ミリ 約137グラム 約510時間(W-CDMA)、約290時間(GSM) 約210分(W-CDMA)、約220分(GSM)

ディスプレイ:全機種が3インチ、フルワイドVGA以上

 メインディスプレイは11機種とも3インチを超えているほか、フルワイドVGA(480×854ピクセル)以上の解像度に対応しており、大型・高解像度のディスプレイを搭載している。画面サイズは3.7インチのSH-03Bが最大で、解像度は480×960ピクセルのF-01BとF-04Bが最高。

 同じ解像度でもディスプレイがどれだけキレイなのかも気になるところ。参考までに、同じ画像を各機種のディスプレイ解像度に合わせて表示し、ケータイ画面の明るさを中間レベルに設定して撮影した。2009年夏モデルと同様、シャープ端末が比較的鮮明で、果物のみずみずしさが伝わってくると感じた。

photophotophotophoto 左からF-01B、F-02B、F-03B、F-04B
photophotophotophoto 左からN-01B、N-02B、P-01B、P-02B
photophotophoto 左からSH-01B、SH-02B、SH-03B

 サブディスプレイは、F-04BとP-02B、SH-03Bを除く8機種が搭載しており、時刻を鮮明に表示できる。7機種が1色の有機ELを採用している中、P-01Bは26万2144色表示が可能な約2.0インチ(240×427ピクセル)TFT液晶を備えており、メインディスプレイ並みのスペックを持つ。P-01Bのサブディスプレイ(プライベートウィンドウ)には個別に待受画面を設定、iチャネルも表示できるほか、閉じた状態でカメラ撮影のファインダーとして使うこともできる。

photophotophoto 左からF-01B、F-02B、F-03Bのサブディスプレイ
photophotophoto 左からN-01B、N-02B、P-01Bのサブディスプレイ
photophoto 左からSH-01B、SH-02Bのサブディスプレイ
メインディスプレイとサブディスプレイ
メインディスプレイ サブディスプレイ
F-01B 約3.4インチフルワイドVGA(480×960ピクセル)TFT液晶 最大1677万7216万色 約1.4インチ(64×174ピクセル)有機EL 1色
F-02B 約3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144万色 約0.8インチ(39×96ピクセル)有機EL 1色
F-03B 約3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144万色 約0.8インチ(39×96ピクセル)有機EL 1色
F-04B 約3.4インチフルワイドVGA(480×960ピクセル)TFT液晶 最大1677万7216万色
N-01B 約3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144色 約0.8インチ(35×96ピクセル)有機EL 1色
N-02B 約3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144色 約0.8インチ(96×35ピクセル)有機EL 1色
P-01B 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144色 約2.0インチ(240×427ピクセル)TFT液晶 26万2144色
P-02B 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144色
SH-01B 約3.4インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NEWモバイルASV液晶 最大1677万7216色 約1.4インチ(64×192ピクセル)有機EL 1色
SH-02B 約3.4インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NEWモバイルASV液晶 最大1677万7216色 約1.4インチ(64×192ピクセル)有機EL 1色
SH-03B 約3.7インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NEWモバイルASV液晶 最大1677万7216色

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