auの2010年夏モデルでは「REGZA Phone T004」とともに1GHz動作のSnapDragonを搭載するのが、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「BRAVIA Phone S004」だ。BRAVIAの名を冠するau端末としては2009年冬モデルの「BRABIA Phone U1」に続くものだが、スタイルは2009年春モデルの「Walkman Phone, Premier3」のデュアルオープンを継承している。

ボディカラーは左からオニキスブラック、プラチナホワイト、スターダストピンク。防水機能やカラーリングはBRABIA Phone U1を継承している。背面パネルは鏡面処理が施されており、プラチナホワイトはシルバーに近い印象。背面はマット仕上げになっている。防水の都合もあってか、横開き用のヒンジがPremire3より出っ張っているが、幅は1ミリ増に抑えられている
背面には有機ELのサブディスプレイも装備(写真=左)。microSDスロットとコネクタカバー部は防水のためにOリングを装備。カバーの開閉も特に違和感はなくスムーズだ。BRAVIA Phone U1ではmicroSDスロットがバッテリーカバー内にあったので、S004の方が使いやすい(写真=右)
キーはフレームレスタイプ。防水の関係でシートキーに近い構造だが、ストロークは十分確保されており操作性に難はない。最下段にはクイックキーに加え、素早くワンセグを機動できるTVキーが追加された。このTVキーには、Wi-Fi WIN、カメラ、電子辞典も割り当てられるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.