SH-08Bは外観デザインだけでなく、内蔵コンテンツにもEMILIO PUCCIのテイストを取り入れており、コンテンツのデザインは、MILIO PUCCIとのビデオアートなどのコラボレーションで実績があるフェリーチェ・リモザーニ氏が担当。各ボディカラーに最適化した内蔵コンテンツを初期状態でセットするなど、ボディカラーごとの世界観の表現にもこだわった。
フェリーチェ・リモザーニ氏デザインによるFlorence Purpleの待ち受け画面(写真=左)。外観の色を基調とした内蔵コンテンツが初期設定になっている。メニュー画面(画像=中)とメールメニュー画面(画像=右)、メニュー画面などもフェリーチェ・リモザーニ氏のデザインで統一されているメール周りの機能も充実しており、デコメ絵文字は1536種類がプリインストールされている。また、メールアシスト機能があり、絵文字やアニメーションを付加したデコメールを自動で作成したり、フォントを変更したりできる。この機能はメール本文を入力したあと、メール作成画面で「メールアシスト」を選択すると呼び出せる。
「はーと」と入力して、絵文字候補を呼び出しただけでも、これだけのデコメ絵文字が候補として表示される(写真=左)。メール本文入力後に「メールアシスト」を選択すると、「絵文字プラス」「フォントチェンジ」「デコメアニメ」の3種類のアシスト機能を呼び出せる(画像=中)。「絵文字プラス」を選択すると、自動的に絵文字が付加されたメールがプレビューで表れる(画像=右)。気に入ったら決定、気に入らなければ次候補を選択する防水を生かした面白い機能が、パスタをゆでるのに最適化したキッチンタイマーの「アルデンテタイマー」だ。ぬれた手でも扱いやすいよう、端末を閉じた状態でもサブディスプレイで時間を見ることができるようになっている。閉じた状態で端末を振ると設定時間を1分刻みで増やすことが可能で、パスタが少し芯の残った「アルデンテ」状態になったことを確かめやすくするために、設定時間の1分前と2分前にもアラームが鳴る仕組みも用意した。なお、このアルデンテタイマーは、事前に設定しておけばサイドキーの長押しでも呼び出せる。
カメラは800万画素CCDを搭載し、タッチパネル方式は採用していないが、設定画面はアイコンで分かりやすく表示される。ギャラリーを呼び出すと、各月ごとのフォルダが表れ、撮影した日時から撮った写真を簡単に呼び出せる。また、内蔵カメラで自分撮りをする際の手ブレを防ぐため、セルフタイマーを簡単に呼び出して設定できる。よく自分撮りをする人にとっては便利な機能といえるだろう。
カメラを起動した状態で左上ソフトキーを押すとカメラの設定画面(画像=左)を呼び出せる。カメラを起動した状態で左下ソフトキーを押すと、ギャラリー(画像=右)を呼び出せる。各月ごとに撮影した写真が分類されているので、撮った写真を探しやすいSH-08Bは、EMILIO PUCCIとのコラボレーションでデザインに徹底的にこだわりながらも、防水・防塵対応のスリムなボディに仕上げ、メールやカメラ機能も充実させた端末。ファッションに敏感な女性はもちろんのこと、ボディカラーによっては男性が持っても違和感がない端末に仕上がっている。
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