ソフトバンクモバイルは7月19日、中ZTE製のAndroid端末「シンプルスマートフォン 008Z」を発表した。発売は8月中旬以降の予定。
008Zは、初めてスマートフォンを使うユーザーに配慮したシンプルなAndroid端末。オリジナルのホーム画面は、大きめの文字とカラフルなアイコンを使ったもので、アイコンの数も1画面につき6個までと見やすさと使いやすさを追求した。なお、このホーム画面は、“シンプルスマートフォンセレクト”として「スマセレ」に追加される予定で、ほかの同社製Androidスマートフォンでも利用できる。
ホーム画面以外でも、電話/メール/カメラ/ブラウザの4機能では各操作の選択肢を絞り込み、手順に沿って機能を表示。画面どおりに操作すれば誰でも迷わずに使えるという。また、「かんたんヘルプ表示」をホーム画面に用意。操作に戸惑っても、すぐに調べて解決することができる。
CPUには1GHzのSnapdragon「MSM8255」を、OSにはAndroid 2.3を採用した。タッチパネルディスプレイには、約3.8インチワイドのVGA(480×800ピクセル)TFT液晶を搭載。オートフォーカス対応の5M CMOSカメラを備え、最大32GバイトまでのmicroSDが利用できる。製品には2GバイトのmicroSDを同梱する。
Bluetooth(Ver2.1)、Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)、GSPなどスマートフォンに必須の機能は備えているが、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイには対応していない。なお、S!メールの送受信はサポートしている。そのほか、歩数計や乗換案内、辞書(購入後90日間は無料)など便利なアプリを標準で搭載した。ボディカラーはシェルホワイトの1色。
発売後のアップデートで、音声端末と同様の同報通信規格CBS(Cell Broadcast Service)を用いた「緊急地震速報」に対応する。またSIMロックの解除にも対応しており、国内ではNTTドコモのSIMと差し替えて通信できる。SIMロックの解除方法など、詳細は後日ソフトバンクモバイルから発表される。
機種名 | 008Z |
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OS | Android 2.3 |
CPU | Snapdragon「MSM8255」(1GHz) |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約62×119×13ミリ |
重さ | 約133グラム |
連続通話時間 | W-CDMA:約550分、GSM:約300分 |
連続待受時間 | W-CDMA:約450時間、GSM:約300時間 |
カメラ | 有効約503万画素CMOS(AF対応) |
外部メモリ | microSDHC(2Gバイト同梱/最大32Gバイト) |
ディスプレイ | 約3.8インチワイドVGA(480×800ピクセル)TFT液晶 |
ボディカラー | シェルホワイト |
主な機能 | S!メール(MMS)、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、世界対応ケータイ、3Gハイスピード(下り最大14.4Mbps、上り最大5.76Mbps)、GPS、デコレメール、Flash、スマートセキュリティ、コミックライフ、ムービーライフ、緊急地震速報 |
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