ウィルコムのPHSサービスが400万回線を突破15カ月ぶり

» 2011年07月19日 20時12分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ウィルコムは7月19日、同社のPHS回線が7月13日に400万回線に達したと発表した。PHSの累計契約数が400万件を超えるのは、2010年4月以来15カ月ぶり。

 このV字回復を牽引したのは、2010年12月から全国展開した「だれとでも定額」と「もう1台無料キャンペーン」の存在。だれとでも定額は、基本料金に月額980円のオプション料金を追加することで、10分以内の国内通話が月500回までかけ放題になるというもので、まもなく100万契約に到達する見込みだという。

photo 2010年4月以降のPHS累計契約数推移グラフ(月次)

 もう1台無料キャンペーンはその名のとおり、1回線に付きPHSをもう1台提供するもので、ウィルコム同士の会話に限れば実質無料で保有できる。こちらは2012年3月まで、さらにもう1台を無料で提供するキャンペーンを行っており、最大3回線のPHSを1回線の料金で持つことができる。

 同社は、PHS事業の成長鈍化と次世代の高速通信サービスである「WILLCOM CORE XGP」(次世代PHS)への投資などから財務体質が悪化。2009年9月に旧経営陣が債務の軽減などを求める事業再生ADR(裁判外紛争解決)を申請したが、条件が折り合わず2010年2月に会社更生法を申請して事実上経営破綻した。

 この間にPHS回線の純減が進み、一時は370万回線を割り込むまで勢いを失ったが、2010年10月にソフトバンクモバイル傘下での経営再建を目指すことを発表。同グループの一員として、だれとでも定額やもう1台無料キャンペーンなどを展開してきた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  5. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  6. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  7. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  8. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  9. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
  10. 「えっ、地震?」──LINEが安否確認テスト 1日限定で 「紛らわしい」との声も (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年