クロサカ氏も言うように、ITリテラシーが高い人でも失敗することがあるのが、スマートフォンやコミュニケーションツールの難しさだ。スマートフォンアプリではないが、身の周りでも、ITリテラシーが非常に高い人たちが、Facebookのスパムアプリに引っかかっているケースをよく見かける。筆者自身も「いつか同じことをやらかすのではないか」と、正直不安になることもある。
現状、筆者の思う一番の自衛策は「怪しいアプリはインストールしない」「公開されて困る情報は発信しない(位置情報や友人のプライバシーなど)」「スマートフォンのアドレス帳はできるだけカラにしておき、アプリやサービスがデータを利用できないようにする(アドレス帳データなど)」の3つだ。
自分が失敗するだけならまだいいが、友人知人にまで被害を及ぼすことは避けたいもの。スマートフォンアプリは楽しいが、気をつけるべきところは気をつけて利用したい。
「知り合いかも?」にも利用:スマホアプリのアドレス帳情報活用、「良くないと思う」が8割
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