au NAGOYAで好評の「スマホセミナー」 応募者殺到の秘密を探る最新スマホをいち早く試せる(2/2 ページ)

» 2012年07月11日 21時13分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
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 Feel UXは、アプリ/ウィジェット/ショートカットという3つのラインに分かれたホーム画面を、左右のフリック操作で切り替えながら、それぞれの画面で縦スクロールして使うというもの。特にアプリ画面はケータイのようなタイルアイコンを採用し、スマホに慣れていなくても直感的に使えることを目指している。当日の参加者のうち約半数がフィーチャーフォンユーザーだったため、ケータイから乗り換えた際にFeel UXがどう便利かなども実例を伴って紹介された。

左から、「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」「AQUOS PHONE SL IS15SH」「AQUOS PHONE CL IS17SH」

 またFeel UXはAndroid標準のUIとは見た目が違うため、すでにAndroidスマートフォンを利用している参加者からは、カスタマイズ性についての質問もあった。これについては、Feel UXのアプリ画面ではアイコンの列を3列から4列に増やせることや、またウィジェット画面には複数のウィジェットを並べられること、またショートカット画面にはWebサイトのブックマークやフォルダへのショートカットをおくことができ、高いカスタマイズ性があることなどが補足された。参加者1人1人の疑問や質問に答えられるのも、このセミナーの特徴と言えるだろう。

 そのほかISW16SHでは、省エネ性に優れる4.6インチのHD表示(720×1280ピクセル)高透過CG Sillicon液晶や、HDRや高速連写撮影などに対応した有効約1211万画素の裏面照射型CMOSカメラ、そして世界で初めてFeliCaとNFCに両対応したおサイフケータイなどのハードウェア面も紹介。もちろん実機があるため、ディスプレイの大きさやカメラの操作感もその場で確認できることが、参加者には好評のようだった。

photophoto 最新のスマートフォンを、1人1台以上で試すことができる(写真=左)。気になった機能はその場で詳しく説明を聞くことができる(写真=右)

 フィーチャーフォンのユーザーが多いことから、物理式のダイヤルキーを搭載したスマートフォンのIS15SHについても詳しい解説がなされた。auはこれまでに、ダイヤルキー付きのシャープ製スマートフォンを2機種発売しているが、最新のIS15SHはテンキーとソフトキーのアサインをケータイと同じにしたことや、数字キーの長押しでアプリ起動を割り当てできるなど、フィーチャーフォンのような使い勝手をかなり再現している。

photophoto WiMAXに対応し、カメラもハイスペックなISW16SH

 KDDIだけでなく全キャリアの夏モデルを通じて、物理式のダイヤルキーを持つスマートフォンはIS15SHだけであり、ケータイからスマホへの乗り換えを検討している参加者の1人は、かなり高い興味を示していた。また、同じシャープ製の「IS03」を使っているというある参加者は、メモリ液晶を搭載したIS17SHに興味があるといい、IS03から機種変更する候補になると感想を述べていた。

 au NAGOYAでのメーカー直伝!オススメポイントセミナーは、メーカーや端末ごとに随時行われており、7月6日には富士通モバイルコミュニケーションズ製の「ARROWS Z ISW13F」編が開催された。またこのセミナー以外にも、スマートフォン全般の選び方や使い方のセミナーが開催されている。前述のように、用意する端末台数の都合でセミナーへの事前申し込みが必要だが、申し込み不要で自由に参加できるイベントもあるので、詳しくはau NAGOYAのサイトをご確認いただきたい。


 何かと、使ってみないと分からないスマートフォンの世界。買う、買わないの以前に、まずは触ってもらい、便利な使い方やセールスポイントをメーカーが直接ユーザーに説明するauの取り組み。発売前の製品をいち早く貴重な機会というだけでなく、ユーザーが製品をよく知り、納得・理解してから購入することができる。「スマホにしたけど、こんなはずじゃなかった!」という、後々のトラブルやクレームを少なくする点でも、効果が期待できそうだ。こうした取り組みは、au NAGOYAだけでなく全国のauショップで、あるいは他キャリアのショップにも広がることを期待したい。

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