日々のタスクをリスト化して管理しているビジネスパーソンにとっても、スマホは非常に便利なツールだ。
iPhoneでは「リマインダー」というアプリを使えば、予定のリストを作成可能。各項目には時間を設定できるだけでなく、特定の場所に近づいたときに通知することもできる。ビジネスシーンはもちろん、牛乳を買い忘れないようコンビニ付近で通知するなど、日常生活でも役立つ機能だ。
また、プリイン以外のiPhoneアプリなら、「Pocket Lists: チェックリスト&タスクアプリ」(無料)や「Clear」(85円)といったアプリも人気がある。
Pocket ListsはリマインダーやGoogle Tasksなど複数のサービスとの同期が可能で、タスクをリスト別にまとめられる。さらに、作成したリストはWi-FiやBluetooth、Pocket Listts Cloud経由でほかのユーザーと共有できるので、社内のプロジェクトチーム内での情報共有などにも使える。
Clearは期限の設定などはできないが、グラフィカルなデザインと、スマホに最適化された操作性で人気を集めている。ユニークなのが、メール内のテキストをタスクとして追加する方法。タスクにしたいメールをコピーし、Clearを立ち上げて端末をシェイクするだけで、1文ずつがタスクとして貼り付けられる。なので、PCから自分のメールアドレスあてにタスクを書いて送信し、その文章をコピーしてシェイクするだけで、このアプリで管理できる。
Androidでは、「GTasks: To Do List | Task List」(無料)というアプリが定番だ。こちらはGooogle Tasksと同期できるので、スマホで入力したタスクはPCのGoogle カレンダーでも使える。また、本アプリはウィジェットにも対応しており、ホーム画面上で“やるべきこと”を確認できるのがいい。
また、iPhone、Androidの両方で配信されている「Any.DO To Doリスト | タスクリスト」(無料)も人気がある。すっきりと見やすいデザインなのに加え、音声入力にも対応している。
スマホやPCのみでの管理にどうしても慣れないというユーザーは、手書きした文字をデジタルデータとしてスマホで管理できる“スマホ文具”と組み合わせるのもいいだろう。手書きとデジタルを組み合わせる利点は、素早く書けて、必要な部分のみをデータとしてスマホで持ち歩けるところだ。
最近はメモやノートだけでなく、スケジュール帳やカレンダーもスマホとの連携に優れたアイテムが続々登場している。例えば、ナカバヤシの「スマレコカレンダー」(945円)は、iPhone・Android対応の専用アプリ「スマレコカレンダー」(無料)でカレンダーのページを撮影すると、予定は手書きでありながら、カレンダーをデータとして保存できる。また、各日付にメモを追加できるなど、アナログとデジタルのいいとこ取りを実現。通常の文具よりも少し値は張るが、一度使ってみるといいだろう。
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