ドコモ、下り最大112.5Mbps対応のモバイルWi-Fiルーター「HW-02E」を3月16日に発売

[田中聡，ITmedia]

　NTTドコモが、Huawei製のXi対応モバイルWi-Fiルーター「HW-02E」を3月16日に発売する。発売に先立ち、13日から全国のドコモショップで事前予約を受け付ける。

「HW-02E」

　HW-02Eは、下り最大112.5Mbps／上り最大37.5MbpsのXi（LTE Category4）、FOMA、Wi-Fi（IEEE802.11b／g／n）に対応するコンパクトなモバイルWi-Fiルータ。最大10台までのWi-Fi機器を同時接続できる。なお、現在下り最大112.5Mbpsに対応するエリアは、北海道、東北、信越、北陸、中国、四国、沖縄の一部に限られ、そのほかのエリアは下り最大75Mbpsとなる。

　ルータ側が自動でその場に適したネットワークに切り替えるため、エリアを気にせずWi-Fi対応のタブレットやゲーム機でインターネットを楽しめる。ドコモが提供する公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」にも接続でき、エリア内ならデータ量の上限を気にすることなくインターネットを利用できる。国際ローミングサービスにも対応し、海外では3G／GSMエリアで利用できる。

　連続通信時間は、Xiと3Gいずれも5時間。電源を入れてから5秒程度で素早く起動するのも特長だ。本体にはTFTモノクロ液晶のディスプレイが搭載され、電波状況や通信量、SSID、セキュリティキーなどを確認できる。

「HW-02E」の主な仕様

機種名	HW-02E
サイズ（幅×高さ×厚さ）	約56×90×13.9ミリ
重さ	約103グラム
連続待受時間	LTE：約260分、3G：約440分、GSM：約480分
連続通信時間	LTE：約5時間、3G：約5時間、GSM：約4.5時間
サブディスプレイ	あり
対応通信方式	Xi（下り最大112.5Mbps／上り最大37.5Mbps）、FOMAハイスピード
Wi-Fi（LAN）	IEEE 802.11b／g／n
Wi-Fi（WAN）	IEEE 802.11b／g／n
海外対応	3G／GPRS
最大接続台数	10台
ボディカラー	Blue、White、Chocolate