ソフトバンクモバイルとイー・アクセスが10月3日、モバイルWi-Fiルーターとスマートフォンをセットで契約すると、スマートフォンのパケット定額料を、最大980円割り引くキャンペーン「スマホWi-Fiセット割」を発表。提供期間は2013年11月1日から2014年3月31日まで。
ソフトバンクまたはイー・モバイルのスマートフォンと、ソフトバンクまたはイー・モバイルのモバイルWi-Fiルーターをセットで利用している人がキャンペーンに申し込むと、スマートフォンのパケット定額料金が最大2年間にわたり、毎月980円割り引かれる。2年以降も最大780円の割引が続く。ただ、11月1日以降にソフトバンク/イー・モバイルのスマホ/ルーターを契約した人と、すでにソフトバンク/イー・モバイルのスマホ/ルーターを使っている人のどちらも対象になるかは、現時点では決まっていないという。適用条件などの詳細は、後日あらためて案内する予定。
モバイルWi-Fiルーター1回線につき、最大5回線が割引の対象になるのも特徴の1つ。こちらの詳細も後日案内される予定だが、例えば同一名義あるいは家族で5回線を契約しており、モバイルWi-Fiルーターを1台使っているケースなどが対象になると思われる。
対象のモバイルWi-Fiルーターは、ソフトバンクの「Pocket WiFi 203Z」「Pocket WiFi 301HW」、イー・モバイルの「Pocket WiFi(GL09P)」「Pocket WiFi(GL10P)」。イー・アクセスは、今後発売されるモバイルWi-Fiルーターも対象になるとしている。スマートフォンの対象機種はイー・モバイルが「STREAM X(GL07S)」「ARROWS S(EM01F)」。ソフトバンクの対象スマートフォンは後日案内する。
なお、ソフトバンクの「スマホBB割」「4G LTE定額プログラム」「かいかえ割」「のりかえ学割」「iPhone家族感謝割」などとは併用できない。
KDDIも、auスマートフォンと「Wi-Fi WALKER WiMAX2+」をセットで契約すると、毎月980円を割り引くサービス「auスマートバリュー mine」を12月1日から提供する。ソフトバンクとイー・モバイルの発表は、KDDIの施策に対抗した形だ。
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