“ドラクエ”や“KOF '97”がスマホに登場――古参ゲーマーが重い腰を上げた1年:ITmediaスタッフが選ぶ、2013年の“注目端末&トピック”(編集部村上編)(1/2 ページ)

» 2013年12月26日 10時00分 公開
[村上万純,ITmedia]

 「App Store」のランキングを見ると、有料・無料にかかわらず、そのほとんどがゲームアプリで占められていることに気付く。トップセールスで事実上不動のトップとなっているガンホー・オンライン・エンタテインメントの「パズル&ドラゴンズ」(以下、パズドラ)は、2012年以来いまだに衰え知らずの人気を誇っている。また、2013年下期にはスクウェア・エニックスの初代「ドラゴンクエスト」が期間限定で無料配信され、初日で100万ダウンロードを突破したことも話題を呼んだ。往年の人気タイトルのリメイクも増え、ますます注目が集まるスマホアプリの1年を振り返っていきたい。

王者“パズドラ”にLINE関連ゲームも追随

 2012年のリリースにもかかわらず、2013年も1年を通してパズドラ人気は衰えなかった。また、トップセールス2位(12月21日時点)につけているセガの「ぷよぷよ!!クエスト」(以下、ぷよクエ)も500万ダウンロードを達成するなど、パズル系ゲームは安定した人気がある。パズドラはニンテンドー3DSで「パズドラZ」が、ぷよクエはアーケード版の稼働が開始するなど、スマホを超えたハード展開も盛り上がりを見せている。

photophoto (C)GungHo Online Entertainment,(C)SEGA

 ほかにも、音楽ゲームと育成・コレクション要素を合わせた「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」(KLab)や、「アイドルマスター シンデレラガールズ」のように人気作品をアプリ化したものなどは、コアなファンを獲得している。操作性の面ではパズル・アクションなどジャンルにかかわらず、一般的にiOS端末の方が優れている印象で、特にラブライブは音楽パートの判定がシビアでAndroid端末では操作が大変だった。ただ、三森すずこさんのりりしい演技が目立つ園田海未をはじめ、スクールアイドルの女の子たちを高精細な画面で拝めるというメリットもあるので、一長一短とも言える。

photo (C)2013 プロジェクトラブライブ! (C)KLabGames (C)bushiroad

 そして、無視できないのが世界で3億ユーザーを超えた「LINE」と連携するゲームサービス「LINE GAME」の存在。9月6日時点で配信していた36タイトルの累計ダウンロード数(iPhone/Android総計)は2億を突破するなど、その勢いはとどまることを知らない。LINEのオリジナルキャラクターが活躍する人気パズルゲーム「LINE POP」が3400万、「LINEバブル」が2600万ダウンロードを達成したほか、パズルゲーム「LINEポコパン」も2000万ダウンロードを超えている。

photo 「LINE パズル de イナズマイレブン」 (C)LINE

 つい先日には、レベルファイブの人気作品「イナズマイレブン」とコラボレーションした「LINE パズル de イナズマイレブン」をリリース。パズルと収集要素を組み合わせたもので、イナイレ未プレイでも気軽に楽しめるように仕上がっている。また、LINE GAMEのだいご味といえば、LINE上の「友達」とのスコア競争だ。リアルの人間関係が生み出すソーシャル要素によって、ついついゲームに夢中になってしまう。

スマホをゲーム機にする周辺機器

 ハードの面でもスマホのゲーム利用を促すものが登場した。12月24日発売予定のロジクール製「G550」はiPhone 5s/5および第5世代iPod touchに対応したゲーミングコントローラーで、容量1500mAhのバッテリーも内蔵しているため、長時間のゲームプレイも可能だ。従来のゲーム機で慣れ親しんだ十字キーや各種ボタンを備えるが、やはりiPhoneではバッテリー持ちがやや心配だ。また、本製品に対応することが表明されているゲームは、国内ではスクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーIII」のみ。他メーカーの動きも分からないという状況だ。

photophoto 「ロジクール G550 パワーシェル コントローラ+バッテリー」と「Smartphone GamePad」

 同じくスマホ用ゲームパッドとして12月17日に発表されたのが、韓国Samsung ElectronicsのGALAXYシリーズ端末専用「Smartphone GamePad」だ。日本での発売は未定で、BluetoothあるいはNFCで接続して使用する仕様になっている。今後もスマホ向けゲームパッドが続々と登場するかもしれないが、それが浸透するかはまだまだ分からない。ただ、格闘ゲームやアクションゲームなどの一部ジャンルが、スマホの小さい画面やタッチパネルに不向きなのは事実。どのような形にせよ、操作面でのストレスを除いてほしいというユーザー側の要望は根強くあるだろう。

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