3カ月間の利用時間がPCを上回る――Androidスマホユーザーのネット利用実態

» 2014年05月28日 19時42分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 D2Cが、Android搭載スマートフォンの所有者2131人を対象としたインターネット利用実態調査を実施。集計期間は2013年12月1日〜2014年2月28日で、調査は「パソコン・ブラウザ」「スマートフォン・ブラウザ」「スマートフォン・アプリ」の各アクセスログを解析して行った。

 調査結果によると、3カ月間のスマートフォン利用時間は121時間で、PCの102時間を上回った。またアプリ利用ジャンルで最も多いのは「ゲーム」(49.5%)で、男女ともに10代はSNSの利用時間比率が高かった。またPCとスマートフォンのブラウザで利用率の高いカテゴリは「外食」「旅行・宿泊」「ファッション」「化粧品」となった。

リリース本文

 以下、リリースの本文です。

Androidスマートフォンユーザのインターネット利用実態調査

【ポイント?】 デバイス別の利用時間

〜3か月間のスマートフォンの利用時間は121時間、パソコンの102時間を上回る〜

 調査期間の3ヶ月間の、調査対象者全体におけるデバイス別の利用時間は、「スマートフォン・ブラウザ」が37時間、「スマートフォン・アプリ」が84時間となり、スマートフォンの利用時間は合計で121時間となった。一方、「パソコン・ブラウザ」は102時間となった。

 性年代別に見てみると、スマートフォンの利用時間合計は「女性10代」が221時間ともっとも長時間利用していた。男性でも「男性10代」が164時間となり、もっとも長時間となった。また、「女性10代」は「スマートフォン・アプリ」の利用時間も、166時間ともっとも長時間となった。

 「スマートフォン・ブラウザ」では、「女性20代(57時間)」、「女性10代(55時間)」、「女性30代(44時間)」の順で長時間となっており、「スマートフォン・ブラウザ」の利用時間は、男性よりも女性のほうが長時間である傾向が見られた。

 また、全体的に、「スマートフォン・アプリ」の利用時間が「スマートフォン・ブラウザ」を上回っており、多くの年代で2倍以上の利用時間となっていた。

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【ポイント?】 「スマートフォン・アプリ」のジャンル別接触時間構成比率

〜アプリ利用時間の約半分はゲーム、男女とも10代ではSNSの利用時間比率がもっとも高い〜

 調査対象者全体における「スマートフォン・アプリ」のジャンル別接触時間構成比率を見てみると、「ゲーム(49.5%)」、「ソーシャルネットワーク(14.9%)」、「ニュース&雑誌(8.3%)」の順で高い比率となった。

「ゲーム」では、「女性50代(66.6%)」、「女性40代(58.6%)」、「女性30代(56.1%)」の順で高い比率となり、女性のほうが男性よりも高い比率であるという傾向が見られた。

「ソーシャルネットワーク」では、「女性10代(43.7%)」、「男性10代(30.9%)」、「男性20代(22.5%)」の順で高い比率となり、若年層で高い比率であるという傾向が見られた。

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【ポイント?】 「パソコン・ブラウザ」と「スマートフォン・ブラウザ」の利用状況

〜「外食」、「旅行・宿泊」、「ファッション」、「化粧品」サイトはパソコン、スマートフォン共に高い利用率〜

 分析対象に設定した10の商品カテゴリごとに、メーカーやサービスのサイト、ショッピングサイト等をリストアップして、「パソコン・ブラウザ」からの利用率と「スマートフォン・ブラウザ」からの利用率を比較した。 10の商品カテゴリの平均値を基準に見てみると、「パソコン・ブラウザ」、「スマートフォン・ブラウザ」ともに高い比率となったのは、「外食」、「旅行・宿泊」、「ファッション」、「化粧品」であった。

 一方、「ゲーム」は「スマートフォン・ブラウザ」からの利用率が「パソコン・ブラウザ」よりも高い比率となり、

「家電・情報機器」、「自動車」といった耐久消費財は、「パソコン・ブラウザ」のほうが高い比率となった。

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