屋内外で高速通信――下り最大225MbpsのモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」LTE-Advanced対応

» 2014年09月30日 11時15分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモが、Huawei製のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」を2015年2月に発売する。

photo 「Wi-Fi STATION HW-02G」

 HW-02Gは、LTE-Advancedに対応する端末で、「キャリアアグリゲーション」により、ドコモの通信サービスでは現時点では最速となる、下り最大225Mbpsの通信を実現する(上りは50Mbps)。800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2.1GHz帯のクアッドバンドLTEに対応しており、広いエリアで安定した通信ができるとしている。

 無線LAN規格はIEEE802.11acをサポートしており、電波干渉の少ない5GHz帯での通信にも対応している。

 付属のクレードルにセッすると、高出力Wi-Fiに自動で切り替わり、本体単体よりも広範囲にわたって電波を出力できる。クレードル使用時は同時接続数が10台から20台に増える。また、クレードルには有線LANポートが搭載されているので、固定回線のネットワークを使うことも可能だ。本体カラーに合わせてクレードルもホワイトに統一している。

 2.4型のタッチパネル対応ディスプレイを搭載しており、ルーターから各種設定が可能だ。スリープ状態に入っても、スマートフォンのアプリで遠隔操作することで、HW-02Gのスリープを解除して接続できる機能にも対応した。バッテリーは2400mAhのものを搭載している。

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photophoto 側面に電源キーや充電他誌を備えている
photophoto クレードルにセットすると、有線LANの接続をしてても、していなくても、Wi-Fiの出力がアップし、最大20台までの機器と接続できる。これはクレードル側にもWi-Fi用のアンテナを搭載しているため(写真=左)。クレードルの裏側に有線LANポートがある(写真=右)
「Wi-Fi STATION HW-02G」の主な仕様
機種名 Wi-Fi STATION HW-02G
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約95×58×14.2ミリ
重さ 約130グラム
連続通信時間 未定
連続待受時間 未定
ディスプレイ 2.4型カラータッチパネル
解像度 320×240ピクセル
対応通信方式 Xi(下り225Mbps/上り50Mbps)、FOMAハイスピード(下り14Mbps/上り5.7Mbps)
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz帯)
バッテリー容量 2400mAh
最大接続台数 10台(クレードル使用時は20台)
外部メモリ
海外対応 WORLD WING(LTE/3G)
発売日 2015年2月

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