4.5〜5型の最新SIMロックフリースマホを徹底比較――基本スペック&持ちやすさ編:最新スマートフォン徹底比較(3/3 ページ)

» 2014年11月27日 03時00分 公開
[田中聡,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

持ちやすさや片手での操作性をチェック

 スペックには表れない部分として、持ちやすさも気になるところ。片手での操作性とあわせて確認した。なお、持ちやすさは感覚的なものなので個人によって感想が異なるほか、片手での操作性は手のサイズによって異なるので、あくまで参考程度としてほしい。ちなみに、筆者がスマホを操作する左手のサイズは、中指の先端から手のひら最下部までが約180ミリ、親指の先端から手のひら右端までが約150ミリだ。

ZenFone 5:持ちやすけど、側面のエッジを削ってほしかった

 ZenFone 5は背面の中央から側面にかけてカーブがかかっていて手にフィットするが、側面のエッジ部分が角張っているので、握ったときに手に当たって少し気になる。もう少しエッジ部分を丸みを持たせるか削ってほしかった。幅が72.8ミリと太いこともあり、片手での操作性はやや厳しい印象だ。文字入力については、プリセットされているATOKは「フローティングキーボード」を利用すればサイズや表示位置を自由に調整できるので、左手で打つ際は縮小して左下に寄せれば何とか片手でもいける。

photophoto

Ascend G6:片手で持ちやすいけど、心地良さは得られない

 Ascend G6は軽くて片手でも持ちやすいのだが、ボディがフラットで側面のエッジもカットされていないので、持ち心地はあまり良くない。下端部はラウンド形状になっているが、持ったときに手に当たる部分にも丸みが欲しかった。プリセットされているキーボード(FSKAREN)は上下のサイズは変更できるが、左右のサイズを変更できないのが痛い。

photophoto

Ascend P7:持ちやすさへの配慮や素材から高い満足感を得られる

 Ascend P7は、一見するとスクエアな形状で持ちにくそうだが、背面のガラスと側面のフレームの間にプラスチックを挟んでおり、わずかに角度が付いているので、思ったより持ち心地がよい。また、下部の左右コーナーの角もそがれており、Ascend G6よりも持ち安さへの配慮が行き届いていると感じた。

 これはAscend G6も同様だが、電源キーが右側面にやや上の方(左手で持つと、ちょうど中指が当たる位置)にあるので、簡単にオン/オフできて便利。ガラスの背面パネルにメタルフレーム、右側面に丸型の電源キーがある姿はXperia Zシリーズをほうふつとさせるが、電源キーの下にあるボリュームキーが持ち手に当たってしまうXperia Zシリーズに対し、Ascend P7はボリュームキーが電源キーの上にあるので、手に当たらず、違和感なく使い続けられる。

 ガラスパネルとメタルフレームの質感も相まって、手にしたときに得られる“ぜいたく感”もAscend P7ならでは。こうした感覚的な要素が、毎日使う上での満足感につながっていくもの。そういう意味で、Ascend P7は満足度の高い一台だ。

photophoto
photophoto ガラスパネルとメタルフレームが美しい

Ascend G620S:ちょっと大きいが、丸いボディが持ちやすい

 Ascend G6やAscend P7とは打って変わり、全体的に丸みを帯びたボディになっている。側面やコーナーの角もしっかりそがれており、手のフィット感はとても高い。レザーの質感もなかなか良い。幅が72.1ミリあるので、片手での操作性は少々厳しい。

photophoto

LG G2 mini:持ちやすく、片手での操作性も良好

 幅と高さともにコンパクトなので、この中では片手での操作に最も適したスマホだといえる。電源キーとボリュームキーが背面にあるので、左右のどちらの手で持っても、人さし指で押しやすい。ただ、(慣れの問題かもしれないが)たまに電源キーを押したつもりがボリュームキーを押していたことがあった。キーボードを左右に寄せなくても文字が打ちやすいのもありがたい。ボディも全体的に丸みを帯びていて、側面や角がそがれているのも好感触だ。

photophoto
photophoto 背面に電源キーと、その上下にボリュームキーを搭載

ZTE Blade Vec 4G:もう少しラウンド感が欲しい

 形状はAscend G6と似ているが、側面はわずかにカットされているので、Ascend G6よりは持ち心地がよい。幅が70.4ミリなので、片手での操作性はギリギリのところだが、プリセットされているキーボード(iWnn)のサイズは自由に調整できる。電源キーとボリュームキーが右側面のやや上にあるので、片手で押しやすい。

photophoto

まとめ

  • コストパフォーマンスの高さを重視するならZenFone 5を選ぶべし
  • スペックや高級感を重視するならAscend P7を選ぶべし
  • 自分撮りも含めてカメラを満喫したければAscend G6/Ascend P7を選ぶべし
  • とにかく価格の安さを重視するならAscend G620S/ZTE Blade Vec 4Gを選ぶべし
  • 小型軽量や使い勝手を重視するならLG G2 miniを選ぶべし
  • 音楽機能を重視したければZTE Blade Vec 4G/Ascend G6/Ascend P7を選ぶべし

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO」

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月27日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  3. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  4. 「iPhone Duo」画面不具合の報告がSNSで話題 店頭デモ機の過酷な使用環境が起因か (2026年10月26日)
  5. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  6. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  7. 20〜30代限定の「ダイナースクラブ ゴールド」登場 スタバやスマホで10倍還元、「食べログプレミアム」が実質無料 (2026年10月26日)
  8. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  9. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  10. iFixitが「iPhone Duo」を分解 折りたたみスマホで最も修理しやすいが内側画面の修理に課題 (2026年10月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー