Samsung、金属ボディ+セルフィー強化の「GALAXY A」シリーズほかIoT時代を先取りした展示2015 CES(2/2 ページ)

» 2015年01月08日 11時42分 公開
[山根康宏,ITmedia]
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スマホで家電やクルマをコントロール

 ブース中央では「IoT」(Internet of Things)コーナーとなり、スマートホームを中心とした展示が行われた。リビングに置いたテレビから各部屋の家電をコントロールしたり、家の入口につけた監視カメラからの画像を確認したりできる。スマートフォンを使っても同様の操作が可能だ。これらは2014年に買収したSmartThingのシステムを利用している。

 そのほか、スマートウォッチ「Gear S」を使って、クルマの「BMW i3」をコントロールするデモも実施。BMW i3のエンジンをオンにしたり、ドアロックを開閉したりできるだけではなく、Gear Sからワンタッチで家のガレージから家の前といった至近距離の移動を無人で行うことができる。現時点ではこの無人走行機能はテスト中の段階とのこと。

photophoto ブースの中央はスマートホームを中心としたIoT関連の展示(写真=左)。SmartThingのシステムを使い家電と連携。スマートフォンからもコントロールできる(写真=右)
photophoto Gear SにはBMW i3用アプリを搭載。クルマの状態の監視やコントロールが可能(写真=左)。BMW i3を無人で動かすデモも行われた(写真=右)

ケースやバッテリーなどのアクセサリも展示

 スマートフォンの展示数は少なかった一方で、周辺機器は自社製品に加えサードパーティ製のものも豊富に展示されていた。本体に装着するケース類が多く、iPadに比べて数の少ないキーボード型のタブレット用ケースではLogitech製のものが展示されていた。

photophoto LogitechのGALAXY Tab S用キーボードカバー(写真=左)。学生をターゲットにしたカジュアルな外観(写真=右)
photophoto Case MateのNote Edgeカバーはスタンド機能を内蔵(写真=左)。Samsung純正のSwarovskiカバーはここでも女性の来客に人気(写真=右)

 動物のイラストが描かれたバッテリーは、売上金の一部が国際自然保護連合(IUCN)に寄付される。そして同じ動物を使ったスマートフォン用アプリも提供。バッテリー残量に応じて動物の表情が変わるという。バッテリー容量は8400mAhと1万1300mAhの2タイプがある。内蔵ケーブルとUSBポートを備える。出力は2アンペア。最大2台の機器への同時充電が可能。

photophoto IUCNへ売り上げの一部が寄付される動物バッテリー(写真=左)。内蔵ケーブルとUSB端子を備える(写真=右)
photophoto バッテリーと同じ柄のスマートフォンアプリも提供(写真=左)。スマートフォンのバッテリー残量によって動物の表情が変わる(写真=右)
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