Huaweiが、Mobile World Congress 2015の開催に合わせ、Android Wearを搭載した腕時計型デバイス「Huawei Watch」を発表した。カラーはゴールド、シルバー、ブラックの3色。
腕時計として使っても違和感のないメタルボディに、円形のディスプレイを搭載した高級感のある外観が特徴。ディスプレイは1.4型、400×400ピクセル(286ppi)の有機ELで、10000:1の高コントラストを実現。ボディは防水・防傷加工が施されており、手袋の装着時やぬれた手でもタッチパネルを操作できる。
OSにはAndroid Wearを採用しており、Android 4.3以降の端末と連携。スマートフォンに届いたSMSやEメールの通知や予定の表示に加え、マイクを内蔵しているのでスマートフォンにかかってきた電話をHuawei Watchで受けて通話もできる。心拍センサーや気圧計、歩行/ランニング/登山/自転車などの動作を測れる6軸センサーを備えており、活動量計としても使える。
待受時に表示されるウォッチフェイスは40種類からカスタマイズでき、アナログ時計やデジタル時計、消費カロリーや歩数などを表示するパターンを用意する。
機種名 | Huawei Watch |
---|---|
メーカー | Huawei |
OS | Android Wear |
メインメモリ | 512Mバイト |
ストレージ | 4Gバイト |
ディスプレイ | 約1.4型円形有機EL |
解像度 | 400×400ピクセル |
バッテリー容量 | 300mAh |
ボディカラー | シルバー、ブラック、ゴールド |
サイズ | 約42(半径)×11.3(奥行き)ミリ |
重量 | 約152グラム |
このほか、「Huawei TalkBand B2」と「Huawei TalkBand N1」も発表した。
TalkBand B2は、スマートフォンのサポートツールや活動量計として使えるデバイス。マイクを内蔵しているので通話もでき、Android 4.0以上の端末とiOS 7以上の端末と連携できる。カラーはブラック、シルバー、ゴールド。
6軸センサーを搭載したことで、装着しているユーザーの動きをより精密に検知できるようになった。眠りの深さも検知でき、よりよい睡眠を取るためのアドバイスもしてくれる。連続待受時間は約12日、連続通話時間は約6時間。
ディスプレイ部分(イヤーピース)は取り外しができ、バンドはTPU素材とレザー素材を用意した。ディスプレイ部分を装着するブラケットはアルミ製だ。バンドにTPUを使ったものは169ユーロ(約2万2616円)、レザーを使ったものは199ユーロ(約2万6631円)。
機種名 | Huawei TalkBand B2 |
---|---|
メーカー | Huawei |
ディスプレイ | 約0.73型有機EL(PMOLED) |
バッテリー容量 | 90mAh |
ボディカラー | シルバー、ブラック、ゴールド |
サイズ | 約20.6(幅)×62(高さ)×11.5(奥行き)ミリ |
重量 | 約9.4グラム(イヤーピース)、約16.8グラム(バンド) |
TalkBand N1は、Hi-Fiステレオサウンドの再生に対応したBluetoothヘッドセットで、約1000曲分のMP3ファイルを保存できるストレージを内蔵している。カラーはシルバー、グレー、レッドの3色。価格は119ユーロ(約1万5925円)。
歩数や消費カロリーなどを計測する活動量計としても使える。Bluetooth経由でスマートフォンの通話を受けられるのはもちろん、着信時に発信者の電話番号を教えてくれる機能も持つ。重さは18グラムで、IP54の防水・防じん性能も備える。連続待受時間は最大108時間、連続通話時間は最大4.5時間。
機種名 | Huawei TalkBand N1 |
---|---|
メーカー | Huawei |
ストレージ | 4Gバイト |
ボディカラー | シルバー、グレー、レッド |
サイズ | 約12.9(幅)×36(高さ)×9.65(奥行き)ミリ |
重量 | 約18グラム |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.