Huawei、Android Wear+円形ディスプレイ搭載の「Huawei Watch」などウェアラブル3機種を発表

» 2015年03月02日 10時52分 公開
[田中聡,ITmedia]

 Huaweiが、Mobile World Congress 2015の開催に合わせ、Android Wearを搭載した腕時計型デバイス「Huawei Watch」を発表した。カラーはゴールド、シルバー、ブラックの3色。

photo 「Huawei Watch」

 腕時計として使っても違和感のないメタルボディに、円形のディスプレイを搭載した高級感のある外観が特徴。ディスプレイは1.4型、400×400ピクセル(286ppi)の有機ELで、10000:1の高コントラストを実現。ボディは防水・防傷加工が施されており、手袋の装着時やぬれた手でもタッチパネルを操作できる。

 OSにはAndroid Wearを採用しており、Android 4.3以降の端末と連携。スマートフォンに届いたSMSやEメールの通知や予定の表示に加え、マイクを内蔵しているのでスマートフォンにかかってきた電話をHuawei Watchで受けて通話もできる。心拍センサーや気圧計、歩行/ランニング/登山/自転車などの動作を測れる6軸センサーを備えており、活動量計としても使える。

 待受時に表示されるウォッチフェイスは40種類からカスタマイズでき、アナログ時計やデジタル時計、消費カロリーや歩数などを表示するパターンを用意する。

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「Huawei Watch」の主な仕様
機種名 Huawei Watch
メーカー Huawei
OS Android Wear
メインメモリ 512Mバイト
ストレージ 4Gバイト
ディスプレイ 約1.4型円形有機EL
解像度 400×400ピクセル
バッテリー容量 300mAh
ボディカラー シルバー、ブラック、ゴールド
サイズ 約42(半径)×11.3(奥行き)ミリ
重量 約152グラム

 このほか、「Huawei TalkBand B2」と「Huawei TalkBand N1」も発表した。

 TalkBand B2は、スマートフォンのサポートツールや活動量計として使えるデバイス。マイクを内蔵しているので通話もでき、Android 4.0以上の端末とiOS 7以上の端末と連携できる。カラーはブラック、シルバー、ゴールド。

 6軸センサーを搭載したことで、装着しているユーザーの動きをより精密に検知できるようになった。眠りの深さも検知でき、よりよい睡眠を取るためのアドバイスもしてくれる。連続待受時間は約12日、連続通話時間は約6時間。

 ディスプレイ部分(イヤーピース)は取り外しができ、バンドはTPU素材とレザー素材を用意した。ディスプレイ部分を装着するブラケットはアルミ製だ。バンドにTPUを使ったものは169ユーロ(約2万2616円)、レザーを使ったものは199ユーロ(約2万6631円)。

photo 「Huawei TalkBand B2」
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「Huawei TalkBand B2」の主な仕様
機種名 Huawei TalkBand B2
メーカー Huawei
ディスプレイ 約0.73型有機EL(PMOLED)
バッテリー容量 90mAh
ボディカラー シルバー、ブラック、ゴールド
サイズ 約20.6(幅)×62(高さ)×11.5(奥行き)ミリ
重量 約9.4グラム(イヤーピース)、約16.8グラム(バンド)

 TalkBand N1は、Hi-Fiステレオサウンドの再生に対応したBluetoothヘッドセットで、約1000曲分のMP3ファイルを保存できるストレージを内蔵している。カラーはシルバー、グレー、レッドの3色。価格は119ユーロ(約1万5925円)。

 歩数や消費カロリーなどを計測する活動量計としても使える。Bluetooth経由でスマートフォンの通話を受けられるのはもちろん、着信時に発信者の電話番号を教えてくれる機能も持つ。重さは18グラムで、IP54の防水・防じん性能も備える。連続待受時間は最大108時間、連続通話時間は最大4.5時間。

photo 「Huawei TalkBand N1」
「Huawei TalkBand N1」の主な仕様
機種名 Huawei TalkBand N1
メーカー Huawei
ストレージ 4Gバイト
ボディカラー シルバー、グレー、レッド
サイズ 約12.9(幅)×36(高さ)×9.65(奥行き)ミリ
重量 約18グラム

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