スマホカメラ徹底比較2015春の陣(後編)――自撮り最強カメラはコレだ!!:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/4 ページ)

» 2015年03月09日 21時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 カメラが自慢のスマートフォン6機種の画質をくどいくらいに徹底的にチェックしてしまおうという本企画。前編は屋外の建造物を中心に、夜景などを撮り比べた。

 後編はHDR機能のできと、人物中心の作例を比較。今回取り上げたのは、「Xperia Z3 SO-01G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ)、「AQUOS ZETA SH-01G」(シャープ)、「ARROWS NX F-02G」(富士通)、「GALAXY Note Edge SC-01G」(サムスン電子)、「iPhone 6 Plus」(Apple)、「Ascend Mate7」(ファーウェイ)の6モデル。

photo 左から「AQUOS ZETA SH-01G」「Ascend Mate7」「GALAXY Note Edge SC-01G」「ARROWS NX F-02G」「iPhone 6 Plus」「Xperia Z3 SO-01G」

HDRの効果はいかに

 今回、基本的にフルオートで撮影してその写り具合を見ているわけだが、HDRに関しては全機種がサポートしており、非常に効果的な機能であるため、独立して評価してみることにした。

ハイライト部を抑える傾向がある「iPhone 6 Plus」

 iPhone 6 PlusはHDRオン/オフ/自動の3種類から選べる。通常は「自動」になっており、その際、HDRオン/オフの2枚を同時に記録してくれるので、あとからうまく撮れている方を選べるというメリットがある。今回はHDR自動でHDRがオンになる構図を選んで撮影してみた。

photophoto 左からHDRオフとHDRオン

 HDRオンの方がハイライト部が抑えられて白飛びもない(白壁や空の雲の辺りを比較するとよく分かる)が、影になっている古民家は暗いままで、むしろHDRオフの方がよいくらい。

 露出を変えて3枚撮影して合成するが、全体として「ハイライト部を抑える」方向に働きやすい。ちなみに個人的にはその傾向を抑えるために、暗いところをタップしてそこに露出を合わせて全体を明るめにしてからHDR撮影しております。ちょっとしたTips。

HDRオン/オフであまり差がない「ARROWS NX F-02G」

 ARROWS NXはメニューからHDR撮影をオンにしたときに限り、HDR撮影をしてくれる。HDRオン/オフの差がほとんど出なかった。

photo HDR撮影をオンにする必要がある
photophoto 左からHDRオフとHDRオン

きっちりHDRがかかる「Ascend Mate7」

 Ascend Mate7はメニューからHDRオンを選択すると、HDR撮影ができる。

photo メニューからHDRオンを選択
photophoto 左からHDRオフとHDRオン

 ハイライト部が抑えられて空の青が現れ、逆にシャドウ部が持ち上がって軒下もしっかり見えている。きちんとかかっているHDRである。

やや強めにHDRがかかる「GALAXY Note Edge SC-01G」

 GALAXY Note Edgeは、HDRをオンにするとリアルタイムHDRとなる。リアルタイムで明暗2枚を同時に撮る(おそらく、半分の画素を暗めに半分の画素を明るめに撮って合成している)ため、風が強かったり被写体が動いたりしても撮れるのがいい点。逆にHDRオフ時に比べると解像感が少し落ちるが、実用レベルでは何の問題もない。HDRのオン/オフはトップ画面に項目が表示されているのでいつでもオンにできる。

photophoto 左からHDRオフとHDRオン

 HDRオン時はかなり強めにHDRがかかるため、シーンによっては不自然になることもある。ただ、個人的には常時オンにしておいても構わないのではないかと思う。

オートHDR機能搭載の「AQUOS ZETA SH-01G」

 AQUOS ZETAはHDRオートとオフの2種類。今回は自動的にHDRがオートになる構図だったため、HDRオートのまま撮影したものと、オフにして撮影したものの2枚を用意した。

photophoto 左からHDRオフとHDRオン(HDRオート)

 HDRがかかった方は空の青が残り、色味も良くなっている。ややかかり方が極端ではある。

800万画素以下でHDRが使える「Xperia Z3 SO-01G」

 Xperia Z3で強制的にHDRをかけるにはMモードで800万画素モード以下の画像サイズにする必要がある。2000万画素モードでは使えない。仕様としては非常にいただけない。

photophoto 左からHDRオフとHDRオン

 HDRオンのときは明らかにハイライト部は抑えられ、シャドウ部は持ち上がっているが、全体にもやっとしてやや不自然さが出ているのが気になる。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月11日 更新
  1. ダイソーで1100円のノイキャンイヤフォン「TWS009」を試す 騒音カットの効果は実感も電池持ちに課題か (2026年10月09日)
  2. 資産3000万円以上が対象 MUFG「エムット」最上位サービスと“年会費無料”アメックス・プラチナの魅力とは (2026年10月08日)
  3. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  4. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  5. 10月1日から楽天モバイルの「au 4G LTEエリアローミング」が縮小も意外と残っている件 (2026年10月10日)
  6. 「iPhone 18 Pro Max」を試して分かった進化と課題 想像以上に“使えた”可変絞り搭載カメラ (2026年10月09日)
  7. ドコモが「Google Pixel 10a(256GB)」を11万6930円に値上げ 2年7万円台に (2026年10月09日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. 「iPhone Duo」は閉じても開いても迷わず使える Appleが提示するUIの設計思想 (2026年10月10日)
  10. 楽天グループ、1億件超の会員情報流出説を否定 「情報漏えいが発生したという事実は確認されておりません」 (2026年10月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー