J.D.パワーは6月25日、「2015年日本モバイルデータ通信サービス顧客満足度調査」の「利用実態編」を公表した。同調査は3月にインターネット上で実施したもので総計2750人が回答。キャリア別の総合満足度については5月25日にすでに発表されており、UQ WiMAXが3年連続で1位を獲得している。
今回の利用実態編では端末別の満足度や不満点を集計した。利用端末はモバイルWi−Fiルーターが93%と大多数で、機種別の満足度はNTTドコモの「L-02F」(LGエレクトロニクス)、UQコミュニケーションズの「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」(HUAWEI)、同「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」の3機種が上位となった(並びはアルファベット順で、満足度の高い順ではない)。
またモバイルデータ通信端末に対する不満の上位3項目は、「バッテリーの持ちが悪い」「起動してインターネット接続可能になるまでに時間がかかる」「充電するのに時間がかかる」だった。2013年に実施した同様の調査と比較するとバッテリー持ちへの不満は減少しているが、バッテリーの大型化が進んだためか、重さに対する不満は上回っている。
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