ソフトバンクモバイルの「モバイルシアター」は、持ち運び可能なプロジェクターと4G通信が可能なモバイルWi-Fiルーターを一体化させたAndroidデバイス。中ZTEが「2015 CES」に合わせて発表した。“スマートプロジェクター”「Spro 2」をベースとしている。
プロジェクターの最大投影サイズは120インチ、最大輝度は200ルーメン。投影画面のゆがみを直す台形補正機能も搭載した。HDMI入力のほか、Miracast(Wi-Fi Direct)でワイヤレス転送したスマートフォンのコンテンツも投影できる。またUSB端子とmicroSDスロットもあり、各メディアに保存した画像や動画も映し出せる。
本体にHD(720×1280ピクセル)表示の5型ディスプレイを備え、主な操作はタッチパネルで行う。Google Playに対応し、本体ディスプレイでアプリを利用したり、コンテンツを確認したりもできる。本体には16Gバイトのストレージも備えた。
通信面ではSoftBank 4G LTE/SoftBank 4G(AXGP)をサポートし、最大通信速度は下り112.5Mbps(LTE時)。タブレットなど最大10台までのWi-Fiデバイスをネット環境に接続できる。バッテリーは容量6300mAhで、ほかの機器への給電機能も用意した。
| 機種名 | モバイルシアター |
|---|---|
| メーカー | ZTE |
| OS | Android 4.4 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8974/2GHz 4コア |
| メモリ | 2Gバイト |
| ストレージ | 16Gバイト |
| 外部メモリ | microSDXCカード(最大64Gバイト) |
| ディスプレイ | 5型カラータッチパネル |
| 解像度 | 1280×720ピクセル |
| 連続通信時間 | 未定 |
| 連続待受時間 | 未定 |
| バッテリー容量 | 6300mAh |
| メインカメラ | ― |
| インカメラ | ― |
| ボディカラー | シルバー |
| サイズ(幅×高さ×奥行き) | 約131×134×33.3ミリ |
| 重さ | 約579グラム |
| プロジェクター投影サイズ | 最大120インチ |
| プロジェクター最大輝度 | 200ルーメン |
| 投影時間 | 約3時間 |
| 対応通信方式(国内) | W-CDMA方式(900MHz/2.1GHz) FDD-LTE方式(900MHz/2.1GHz) AXGP方式(2.5GHz) |
| Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/(2.4GHz、5GHz帯) |
| 最大接続台数 | 10台(クレードル使用時は20台) |
| 発売日予定日 | 2015年9月以降 |
ソフトバンクが2015年夏モデルを発表――Xperia Z4/Galaxy S6 edge/AQUOS CRYSTAL 2などが登場
スマホに録画番組を持ち出せる! フルセグ対応フォトフレーム「PhotoVision TV2」
ZTE、Android搭載モバイルプロジェクターと北米向け6型スマホ「Grand X Max+」を発表
ソフトバンクモバイル、5月19日に発表会を開催 夏モデル登場か?
ソフトバンク、CA対応の法人向けUSBスティック「SoftBank 403ZT」発売
ソフトバンク、「CA」導入でAXGPを165Mbpsへ増速――LTEも15年以降に187.5Mbpsへ高速化
大容量モバイルバッテリーとしても使えるモバイル無線LANルーター「Pocket WiFi 203Z」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.