8月27日、UQコミュニケーションズ株式会社とKDDIバリューイネイブラー株式会社は、2015年10月1日(予定)を効力発生日とする合併を行うことを発表しました。
UQコミュニケーションズは「UQ WiMAX」のブランド名でWi-Fiルーターを使ったMiMAXサービスを提供しており、KDDIバリューイネイブラーはauの通信網を使ったMVNO事業などを展開。ともに「UQ」というブランドネームを活用してのサービス展開をしていたことから、この発表を受けて「えっ、別会社だったの!?」と驚かれた方も少なからず居るのではないでしょうか。
今回の合併では、UQコミュニケーションズがKDDIバリューイネイブラーを吸収する形で執り行われる予定です。リリース文の中で「通信事業とMVNO事業双方の事業基盤を活かした新たな価値を提供し、さらなる競争力の強化を目指す」としています。
なお、現在両社が提供しているサービスについては引き続き利用することができます。
これまで日本のモバイルブロードバンド市場と、MVNO市場の利用拡大に大きく貢献してきた両社の合併は私たちユーザにとって、より良いサービスを提供してくれるのではないでしょうか。なお、今後のサービス展開については別途発表があるようなので、その時を楽しみに待ちたいと思います。
(文:SIM通編集部)
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