「Xperia Z1 SO-01F」は、「Xperia Z SO-02E」の後継機種としてNTTドコモが2013年10月24日に発売した、ソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン。グローバルモデル「Xperia Z1」を日本国内向けにローカライズしてあり、1080×1920ピクセル表示の約5型液晶を備えている。
メインカメラには、当時のXperia史上で最高となる有効約2070万画素の裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用。高性能画像処理エンジン「BIONZ for mobile」やF2.0の明るい「Gレンズ」、動画撮影にも対応した電子式手ブレ補正など、高画質なカメラ機能が大きな特徴だった。フルセグ視聴が可能なほか、ドコモ向け独自の機能として、付属の外付けアンテナを取り付けることで「NOTTV」の視聴にも対応する。中古市場での平均価格は2万5000円前後(税込、2015年9月14日現在)。
| 機種名 | Xperia Z1 SO-01F |
|---|---|
| メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
| OS | Android 4.2.2 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8974/2.2GHzクアッドコア |
| メインメモリ | 2Gバイト |
| ストレージ | 32Gバイト |
| 外部メモリ | microSDXC(最大64Gバイト) |
| ディスプレイ | 約5型液晶 |
| 解像度 | 1080×1920ピクセル |
| 連続通話時間 | 約720分 |
| 連続待受時間 | LTE:約610時間、3G:約740時間 |
| バッテリー容量 | 3000mAh(取り外し不可) |
| メインカメラ | 有効約2070万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約220万画素CMOS |
| ボディーカラー | ブラック、ホワイト、パープル |
| サイズ | 約74(幅)×144(高さ)×8.5(奥行き)ミリ |
| 重量 | 約171グラム |
| 発売日 | 2013年10月24日 |
| ※OSは発売時点のもの | |
日本通信が提供する「b-mobile」は、NTTドコモ網を使った個人向けのMVNOサービス。現在は、通信容量が無制限で音声通話あり/なしが選べる「b-mobile SIM 高速定額」、データ通信のみの「b-mobile おかわりSIM 5段階定額」、フィーチャーフォン向けの音声通話専用「携帯電話 SIM」などをラインアップしている。
仕様上の通信速度は下り最大225Mbps。今回は、月額500円(税別、以下同)から1500円までの5段階でデータ通信が利用できるおかわりSIM(SMSなし)を選んでみた。
| プラン名 | b-mobile おかわりSIM 5段階定額 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 500円 | 750円 | 1000円 | 1250円 | 1500円 |
| データ通信量上限/期間 | 1Gバイト | 2Gバイト | 3Gバイト | 4Gバイト | 5Gバイト |
| 追加チャージ料金 | 100Mバイト/300円、500Mバイト/1200円 | ||||
| SMS機能付帯料 | なし | ||||
| 初期費用 | 3000円 | ||||
| 最低利用期間 | なし | ||||
| 解約金 | なし | ||||
| 通信速度(超過後通信速度) | 下り最大225Mbps/上り最大50Mbps(200kbps) | ||||
| 通信速度制限の条件(※) | 200kbps通信時に3日間/360Mバイト以上使うと速度制限する場合がある | ||||
| SIMサイズ | 標準/micro/nano | ||||
| ※ファイル交換(P2P)アプリケーションの利用、大容量のダウンロードおよびストリーミングでの連続通信については、時間帯によって制限をかける場合がある | |||||
SIMカードを装着する前に、本体の電源を切っておこう。画面が下側になるようにXperia Z1 SO-01Fを置き、本体右側面のカバーを開ける。SIMトレイを引き出したら、切り欠きの向きに注意しながらmicro SIMをトレイに載せて本体に挿入。カバーを戻したら完了だ。
MVNOのSIMカードを使うには、接続先を指定するAPNの設定作業が必要になる。Xperia Z1 SO-01Fでは、「設定」→「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」からAPNの設定が行える。b-mobile おかわりSIM 5段階定額の場合、設定が必要な項目と入力内容は以下の通り(Android 4.2の場合)。
SIMカードの装着とAPN設定が終わったところで、さっそく実際の回線速度がどれくらいかを回線速度測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」でチェックしてみた。測定は新宿区早稲田にあるビルの屋内で、平日(9月17日)の20時前後に行った。
結果は、1回目が下り3.30Mbps/上り0.41Mbps、2回目が下り3.50Mbps/上り0.39Mbps、3回目が下り3.43Mbps/上り0.41Mbps、4回目が下り2.61Mbps/0.31Mbps、5回目が3.47Mbps/0.40Mbpsだった。帰宅する会社員が多くなる時間帯ながら、比較的コンスタントに3Mbps以上を保てるのは大きな強みだ。
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