NTTドコモは9月30日、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS Compact SH-02H」を発表した。背面と側面を異なる色で構成する「バイカラーデザイン」のコンパクトボディに、新開発の「ハイスピードIGZO液晶」を搭載した。発売は、12月上旬を予定している。
ディスプレイは、4.7型でフルHD(1080×1920ピクセル)解像度のIGZO液晶を採用している。このIGZO液晶は、従来比で2倍のリフレッシュレート(※)の新型で、動きが激しい映像の残像感を軽減している。
※リフレッシュレート:1秒あたり画面を何回リフレッシュ(書き換え)できるかを示した数値で、単位は「Hz(ヘルツ)」。SH-02Hに搭載した新IGZO液晶のリフレッシュレートは120Hz
ボディは、シャープ製スマホではお馴染みの3辺狭額縁の「EDGESTデザイン」を採用し、横幅は約66ミリ(予定)と片手に収まるサイズ感となっている。カラーは側面と背面で異なる「バイカラーデザイン」を採用し、Yellow×Silver(側面×背面、以下同)とBlue×Blackの2パターンを用意する。また、背面に貼る「ニュアンスシート」(各パターンで2枚の試供品を同梱)を使うと、背面パネルと壁紙に一体感を持たせることができる。
メインカメラは有効約1310万画素のCMOSセンサーを採用する。メインカメラは、リコーイメージングの高級コンパクトデジタルカメラ「GR」の開発メンバーによる認証プログラム「GR certified」を取得しており、自然で鮮鋭度の高い写真を撮影できるという。インカメラは有効約500万画素のCMOSセンサーを採用し、広角レンズとワンタッチセルフタイマーで「自撮り」の充実も図っている。
モバイル通信では、ドコモのLTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」には対応せず、通常のLTE(下り最大150Mbps)に対応する。生体認証機能や赤外線通信は搭載しないが、おサイフケータイ、NFCやワンセグには対応している。
機種名 | AQUOS Compact SH-02H |
---|---|
メーカー | シャープ |
OS | Android 5.1 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 808(MSM8992)/1.8GHzデュアルコア+1.4GHzクアッドコア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 16Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(200Gバイト) |
ディスプレイ | 約4.7型フルHD IGZO液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | 未定 |
連続待受時間 | 未定 |
バッテリー容量 | 2810mAh(取り外し不可) |
メインカメラ | 有効約1310万画素CMOS |
インカメラ | 有効約500万画素CMOS |
ボディカラー | Yellow×Silver、Blue×Black |
サイズ(予定) | 約66(幅)×126(高さ)×8.9(奥行き)ミリ |
重量(予定) | 未定(130グラム台を予定) |
発売予定 | 2015年12月上旬 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.