ドコモが1万円以下で売る「Runtastic Orbit 01」のコスパは?(1/2 ページ)

» 2015年10月24日 06時00分 公開
[すずまりITmedia]
Runtastic Orbit 01 Runtastic Orbit 01

 9月30日、NTTドコモが新たなウェアラブル製品の取り扱いを発表した。10月下旬から発売を予定している「Runtastic Orbit 01」(以下、Orbit)である。すでに自社製品として「ムーヴバンド2」を販売し、「WM(わたしムーヴ)」や「からだの時計 WM」といったアプリで生活習慣の改善を目的とした健康管理サービスを提供しているドコモ。本製品は、同社の健康管理サービスの1つとして提携しているRuntasticのアプリ「Runtastic for docomo」を、より活用するための製品の1つという位置付けになるようだ。

 現在NTTドコモオンラインショップで予約を受付中。価格は9936円(税込)だ。今回はこのOrbitを1週間ほどお借りできたので、その使用感をお伝えしたい。

リストバンドとクリップの2通りで利用できる活動量計

Runtastic Orbit 01 歩数、活動時間、消費カロリー、移動距離、睡眠サイクルの測定が可能

 Orbitは、身につけている間中、歩数、活動時間、消費カロリー、移動距離、睡眠サイクルを測定する活動量計だ。測定データは専用アプリ「Runtastic Me」にBluetoothでデータを転送して確認できる。アプリはiOS用、Android用、Windows Phone用が用意されている。

 パッケージにはOrbit本体と、リストバンド2本、クリップ、マグネット式のUSB充電ケーブルが含まれている。本体のサイズは48.6×20×10ミリ、重さわずか9グラムと小さい。これを付属のリストバンドやクリップの中に入れて身に着けるのである。リストバンドはブラックとブルーの2色で、サイズは同じ。フリーサイズなので柔軟に対応できる。リストバンドが苦手な人は、クリップに入れて洋服のポケットやインナーに取り付けることができる。装着方法や場所を柔軟に選べるところは本品の大きな特長だ。

Runtastic Orbit 01 パッケージには、色違いのリストバンド2本、USB充電ケーブル、クリップが同梱される

 0.49型、64×32ピクセルの有機ELディスプレイがついており、ナビゲーションボタンも用意されている。短押しすると、ディスプレイの表示が時刻→歩数→消費カロリー→運動時間(分)→時刻の順に切り替わり、3秒間長押しすると活動モードと睡眠モードを切り替えられる。バッテリー容量は65mAhで、1回のフル充電で最大7日間利用可能。防水性能も備えているが、水泳などによる水没状態には向いていない。

Runtastic Orbit 01 ディスプレイがあり、ボタンを押すごとに表示がかわる
Runtastic Orbit 01 リストバンドと本体は別
Runtastic Orbit 01 重さわずか9グラムなので非常に軽い
Runtastic Orbit 01Runtastic Orbit 01 リストバンドが苦手な方はこのまま持ち歩いてもいいが、クリップに入れると服に挟める

 スマートフォンを使って測定する、おなじみのランニングアプリ「Runtastic」と自動的に連携可能なのも特長の1つ。ランニングやウォーキング中にアプリが測定した距離、ペース、消費カロリーといった運動データを、Orbitのディスプレイでチェックすることもできるので、運動中にスマートフォンを見なくてもよくなる。

Runtastic Orbit 01 「Runtastic」を起動すると自動的にOrbitにもデータが表示されるようになる。写真は消費カロリーを表示させた例

活動量計としてはごくスタンダードな製品

 Orbitを1週間ほど利用してみたが、リストバンド型の活動量計としてはごくスタンダードな製品という印象だ。指定時刻に振動で知らせる目覚まし機能や、一定時間座りっぱなしでいるとブッブッと2度振動して活動を促す機能も備わっており、機能的にも不足はなさそうだ。

 サイズは他の活動量計と同等だが、リストバンドはやや厚みがあって固め。手首が細い人の場合、存在感を感じてしまうかもしれない。同梱されているバンドカラーがブラックとブルーだけなので、女性としてはかなりもの足りない。せっかくオンラインで注文できるので、他にも色が選べるといいと思う。

 ディスプレイがついているので、スマートフォンと同期しなくても、ボタンを押せば現在の活動量をチェックできるところは便利。ボタンも存在感があって押しやすい。ボタンを押せば時刻も見られるので、腕時計代わりにもなる。ただ、普段は消えていても腕を返すだけで時刻を表示するものや、常時表示してくれるものものあることを考えると、もう一工夫あるとうれしい。

 バッテリー持ちも仕様通りの約1週間である。少なくなると振動とディスプレイへの表示で知らせてくれる。充電は付属のUSBケーブルで行う。マグネット式で特殊な形状なので、長期外出するときはケーブルを忘れないようにしたい。

Runtastic Orbit 01Runtastic Orbit 01 本体の充電端子とUSB充電ケーブル
Runtastic Orbit 01 1回のフル充電で約1週間利用可能

 歩数のカウント精度は結構信頼できるのではと思われる。というのも、腕だけ動かすという動作では反応しにくいからだ。例えばデスクワークや、立ったままでの炊事など、上半身または腕だけを動かしているというシーンは多々ある。このとき、Orbitはめったなことではカウントしないようなのだ。他の活動量計も結構がんばってはいるが、上半身の大きな動きでカウントしてしまうこともあり、1日の差が数百歩違うということがよくある。どの動きでどうなるという具体的なところまでは特定しにくいが、動きの判定は厳しめと考えてよさそうだ。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月21日 更新
  1. 「弊社のモバイルバッテリーが河川等に投棄されている」――運営元が警察および関係各所と連携 (2026年08月19日)
  2. 服の中に風を送る「腰掛けファン」はハンディファンと何が違う? メリットと購入前に知るべき注意点 (2026年08月18日)
  3. 「iPhone 18」シリーズうわさまとめ 秋にPro、来春に無印登場か 「さらなる値上げ」の可能性も考える (2026年08月19日)
  4. Pixel 11シリーズ実機レビュー:「薄型化の無印」と「背面が光るPro」、Gemini連動の新機能で何が変わったか (2026年08月20日)
  5. 清水寺の「5Gが入らない」をどう解決した? ソフトバンクが挑んだ景観保護とアンテナ設置の裏側 (2026年08月20日)
  6. 「借りたものは返して」――レンタルバッテリー「CHARGESPOT」が注意喚起 (2026年03月28日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. 外出先でも45Wで充電できる「UGREEN モバイルバッテリー PB727」が31%オフの4480円に (2026年08月20日)
  9. サムスン電子が8月27日に「Galaxy S26」に関するオンラインイベントを開催 シリーズの“最新メンバー”を紹介 (2026年08月20日)
  10. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー