ASUS、光学3倍ズーム手ブレ補正付き「ZenFone Zoom」発表SIM通

» 2016年02月10日 06時00分 公開
[SIM通]
SIM通

 ASUS JAPANは1月25日、都内で新製品発表会「See the World Up Close〜まだ見ぬ彼方にZoomしよう〜」を開催し、光学3倍ズームを搭載したSIMフリースマートフォン「ZenFone Zoom」の発売を発表しました。

ZenFone Zoom

 背面がプラスチックのスタンダードモデルと、イタリアンレザー(本革)のプレミアムモデルがあります。さらに、それぞれブラックとホワイトの2色をラインアップ。スタンダードモデルは、インテルのAtom Z3580プロセッサ(2.3GBクアッドコア)を搭載し、内蔵ストレージの違いで32GBと64GBモデルの2種類があります。プレミアムモデルにはインテルのAtom Z3580プロセッサ、内蔵ストレージ64GBのモデルと、インテルAtom Z3590プロセッサ(2.5GHzクアッドコア)、内蔵ストレージ128GBを搭載した最上位モデルを用意。全モデルともに4GBの大容量メモリー(RAM)を搭載しています。

全機種とも5.5インチフルHD IPS液晶を採用

 ディスプレイは全機種共通で、5.5インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶です。なお、ガラスには傷に強いCorning製「Gorilla Glass 4」、アンチフィンガープリント、フルラミネーションディスプレイ仕様となっています。

 今回発表となったZenFone Zoomは、アメリカで昨年開催された家電見本市「2015 International CES」に参考出品されていました。約1年越しの製品発売となった裏には、日本市場においてシリーズラインアップの拡充によるZenFoneの地盤作りと、ZenFone Zoomの製品開発に対するこだわりがあったようです。

ASUSTeK Computer 会長 ジョニー・シー氏

 発表会のステージに登壇したASUSTeK Computer 会長のジョニー・シー(Jonney Shih)氏はZenFone Zoomを「伝統と革新の融合による工芸美」、「光学3倍ズームレンズを搭載した鷹ノ目」、「PC級のパワーを持つ性能怪獣(パフォーマンスモンスター)」と表現しました。

 工芸美とは、航空機にも使われているアルミ合金のボディーには、繊細な加工技術による表面加工やメタルエッジカッティングを指し、その精巧さをアピール。さらに、プレミアムモデルにおいては、イタリアの職人が上質な本革をZenFone Zoomのために加工しているのだそうです。

プレミアムモデルはメタルボディーにイタリアンレザーを使用

 プレミアムモデルは、メタルボディーの剛性感とイタリアンレザーの手触りで、ラグジュアリー感を味わえる仕上がりとなっていました。もちろん、スタンダードモデルもリアカバーこそプラスチック製ですが、基本となるメタルボディーは同じもの。また、32GBのストレージモデルでもmicroSDカードが利用できますので、どのモデルを選んでも満足感は高いのではないでしょうか。

ズーム操作をしてもレンズが飛び出さない薄型のズームレンズを採用

 続いて、ZenFone Zoomの核心部分となる鷹ノ目についてですが、ズーム操作をしてもレンズが飛び出さない薄型のズームレンズを採用していることを明かしました。さらに、光学式手ブレ補正も搭載しています。この驚きの高性能ズームレンズの開発は日本の「HOYA」が行っています。

HOYAグループ オプティクス事業部 DCM SBU長 神原稔氏

 デジタルカメラ用ズームレンズを開発・販売しているHOYAグループ オプティクス事業部 DCM SBU長の神原稔氏が登壇し、このズームレンズの開発秘話を明かしました。

 「スマートフォン向けのレンズ開発は極限まで携帯性を求められ「小型・薄型化」の必要性、さらに落下対策、オートフォーカス性能、高いレベルの防振性能が要求されると説明。デジタルカメラのレンズ開発よりも要求される仕様のレベルが高く、製品の組み立て精度を含め開発には想定以上の労力が必要だった」と明かしました。

 同氏は、このレンズを搭載したZenFone Zoomはこれまでのスマートフォンの撮影領域を超え、遠くのものも鮮明にすることを撮影可能にした素晴らしい製品ですとアピールしました。

「トップクラスのカメラ性能とPC級のパフォーマンス・モンスター」とシー氏

 最後に、シー氏は性能怪獣について、ノートPCに匹敵する64bitのAtom Z3580およびAtom Z3590プロセッサ、GPUにはPowerVR 6430 640MHz、64bitデュアルチャンネルの4GB RAMを挙げ、ZenFone Zoomは「トップクラスのカメラ性能とPC級のパフォーマンス・モンスター」とアピール。さらに、性能向上で心配されるバッテリーについて、残量0%から60%まで39分で充電できる急速充電機能があることを説明しました。バッテリーは、交換することはできませんが3,000mAhの大容量のものが搭載されています。

プレミアムモデルの背面

 実際に手にとるとボディーの質感がこれまでのZenFoneよりも向上していることを実感しました。メタル製のボディーにはズームレンズの保護目的でもあるわけですが、結果的にこれが端末に高級感を与え完成度高めていました。

被写体に5cmまで近づいて撮影も可能

 ズーム操作は、側面のボリュームキーで行い、撮影は専用の「静止画シャッター」と「動画シャッター」で行います。使い勝手はデジタルカメラそのままでした。また3倍ズームだけではなく、被写体に5cmまで近づいて撮影できるの光学性能の特徴です。

ZenFone Zoom

 ZenFone Zoomの発売日は、プレミアムレザーの128GB(68,800円)と64GB(59,800円)モデルが2月5日、スタンダードモデルの64GB(55,800円)と32GB(49,800円)が2月中旬を予定しています。

(文:mi2_303)

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

Copyright:(C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  5. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  6. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  7. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  8. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  9. 「えっ、地震?」──LINEが安否確認テスト 1日限定で 「紛らわしい」との声も (2026年03月10日)
  10. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年