ドコモ、Galaxy S6 edge/S6のAndroid 6.0バージョンアップを開始

» 2016年03月17日 13時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは3月17日、サムスン電子製Androidスマートフォン「Galaxy S6 edge SC-04G」「Galaxy S6 SC-05G」のAndroid 6.0(Marshmallow)へのバージョンアップを開始した。

Galaxy S6 edgeとGalaxy S6 今回のバージョンアップ対象となる「Galaxy S6 edge SC-04G」と「Galaxy S6 SC-05G」

更新内容

 Android 6.0へのバージョンアップによって、画面表示している内容に関連する情報をカード表示する「Now on Tap」への対応、アプリのアクセス権を必要に応じて与える機能や、バックグラウンドでの通信や処理を抑制して省電力化を図る「Doze」機能などが追加される。

 また、両機種独自の機能追加・変更・修正も行われる。主なものは以下の通り。

  • カメラモードに「ライブブロードキャスト」が追加(YouTubeへの生配信が可能に)
  • カメラモードに「動画コラージュ」が追加(コマごとに録画撮影して、1つの動画として保存可能に)
  • サムスン独自ホームアプリの改善(アプリフォルダにおけるアプリ追加の簡素化、アプリトレイでの検索機能の追加)
  • ロック画面におけるショートカットを自由に変更可能に
  • アラームにおいて「休日は消音」する設定が可能に
  • Webページの画面を連続で撮影できる「スマートキャプチャ」機能の追加
  • VoLTEのビデオコール時に、「自画像を非表示」の設定が正常に動作しない場合がある不具合の修正
YouTubeへのライブ配信機能 OSバージョンアップで追加されるYouTubeへのライブ配信機能(写真はグローバル版「Galaxy S7 edge」のもの)

 さらに、Galaxy S6 edgeでは、エッジパネルに関する機能追加・変更も行われる。主なものは以下の通り。

  • 「クイックツール」の追加(定規、コンパス、トーチライト)
  • 「Apps Edge」の追加(好きなアプリのショートカットを最大10個まで配置可能)
  • 「Tasks edge」の追加(好きな機能のショートカットを最大10個まで表示可能)
  • ブラウザのブックマークを配置可能に(最大5個まで)
Apps EdgeTasks Edge Galaxy S6 edgeのエッジパネルには「Apps Edge」や「Tasks Edge」も追加(写真はグローバル版「Galaxy S7 edge」のもの)

更新方法

 OSのバージョンアップは、LTE(Xi)/3G(FOMA)回線や無線LAN(Wi-Fi)を使って本体単体で行う方法と、サムスンのWindows PC/Mac用ソフトウェア「Smart Switch PC」を使って行う方法がある。

 なお、本体単体での更新において、LTE/3G回線を使って更新データをダウンロードする場合、Galaxy S6 edge/S6ではパケット通信料がかかる。OSバージョンアップは、通常のソフトウェア更新よりも更新データの容量が大きいため、自宅のブロードバンド回線、または「docomo Wi-Fi」が利用できるスポットで無線LAN経由でダウンロードすることを強くお勧めする。

 詳しい手順は、各機種の製品アップデート情報から確認できる。

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