「AQUOS K SHF33」は、シャープがau向けに開発した、Android搭載の最新ケータイ。AQUOS K SHF31/SHF32と同じく折りたたみ式のボディーを採用しており、従来型のケータイと同じく、十字キーやダイヤルキーを使って操作できる。キー全体をなぞってスクロール操作ができる「タッチクルーザーEX」にも対応している。カラーはロイヤルグリーン、シャンパンゴールド、ディープネイビーの3色。OSはAndroid 4.4を採用する。
ディスプレイはqHD(540×960ピクセル)対応の3.4型液晶を搭載。プロセッサはQualcommのSnapdragon 400(MSM8926)、メモリは1GB、ストレージは8GBとなっている。通信サービスは4G LTEに対応しており、LTEネットワーク上で高品質な通話ができる「VoLTE」も利用できる。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大25Mbps。
有効約1310万画素CMOSカメラには、明るさの異なる写真を複数撮影して合成して、白飛びや黒つぶれを抑える「リアルタイムHDR撮影」や、暗い場所で撮った写真を合成して明るく写す「Night Catch」、アドバイス付きで最適な構図で撮れる「フレーミングアドバイザー」を搭載する。
シャープのスマホでおなじみのAI機能「エモパー」に、4G LTEケータイでは初めて対応。本体を閉じて置くと話しかけてくれるほか、話した内容はサブディスプレイに表示してくれる。
IPX5/7の防水に加え、新たにIP5Xの防塵(じん)もサポートしている。さらに、米国国防総省が定めた規格「MIL-STD-810G Method 516.6:Shock-ProcedureIV」に準拠しており、耐衝撃性能も確保した。歩数計や拡大鏡を内蔵するほか、詐欺などの危険性のある着信を自動で拒否する「どこから電話 for au」も追加した。日本語入力システム「S-Shoin」では、変換候補数を約3倍増やした。
既存のAQUOS Kユーザーの声を受けて改善した部分も多い。待受画面からのショートカット設定、データフォルダからの画像メール添付、カバンの中などでマナーモードが切り替わらないようにするためのマナーキー設定、プリセット着信音に「黒電話音」と「プルル音」の追加、キーバックライトの点灯時間を6秒から10秒に延長したこと、などが含まれる。
機種名 | AQUOS K SHF33 |
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メーカー | シャープ |
OS | Android 4.4 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 400 MSM8926/1.2GHz 4コア |
メインメモリ | 1GB |
ストレージ | 8GB |
外部メモリ | microSDHC(最大32GB) |
ディスプレイ | 約3.4型qHD TFT液晶 |
解像度 | 540×960ピクセル |
連続通話時間 | 約660分(VoLTE) |
連続待受時間 | 約470時間(LTE) |
バッテリー容量 | 1410mAh |
アウトカメラ | 有効約1310万画素CMOS |
インカメラ | − |
ボディーカラー | ロイヤルグリーン、シャンパンゴールド、ディープネイビー |
サイズ | 約51(幅)×113(高さ)×16.9(奥行き)ミリ |
重量 | 約130グラム |
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